ノーマンのフランス歌曲集、オランダ盤とフランス盤の音の違い
薄曇りの蒸し暑い一日。
畑の夏野菜が実り始めている。
茄子に胡瓜、トマトにピーマン、エトセトラ。
ここらでひと雨ほしいところ。
隣家の畑ではハクビシンにトマトをだいぶやられたとのこと。
今日の仕事帰りの夕方。
我が家の上空あたりで自衛隊の4発プロペラ機が4機が低空で旋回していた。
ぐるぐると何回も・・・
はて?時間調整かな?
航空自衛隊の輸送機C130 ハーキュリーズのようだ。
昨日は休み、物置の中のものの片付けをしていた。
一旦中のものを全て出してみた。
中身の大部分は日曜大工道具で、様々な工具類に釘、ネジその他。
ペイント関係が入った缶も多数。
ラベルが風化して読めなくなったものもあったりして大部分処分することにした。
先日、ダブり買いしてしまったジェシー・ノーマンのフランス歌曲集を聴く。
ノーマン30代の歌で、後の凄みはさほど感じられなくのびやかで明快、健康的な中にも洒落た雰囲気もあって素敵なアルバムとなっている。
手持ちは2枚のLP。
2枚とも中古LPで1枚はお茶の水ディスク・ユニオンで153円、
もう一枚は先日ハードオフのジャンクコーナーで220円で贖ったもの。
・前の世
・フィディレ
・悲しい歌
・旅への誘い :以上 デュパルク
・2つのヘブライの旋律 :ラヴェル
・パリへの旅
・モンパルナス
・ラ・グルヌイエール島
・愛の道 :以上 プーランク
・ブロンズの彫像
・ダフェネオ
・帽子屋
・あなたがほしい :以上 サティ
ジェシー・ノーマン(S)
ダルトン・ボールドウィン(p)
録音 1976年5月 アムステルダム
ハードオフで買ったものはダブルジャケットで丁寧な作り、よく見るとフランス製の文字が書かれていた。
フランスプレスらしい。
その前に買ったものはシングルジャケット。
オランダ製とはっきりレーベルに書かれている。
おそらく同じメタル原盤からのプレスで、音に差はないと思って聞いてみたら大違いだった。
フランス盤はしなやかでしっとりと落ち着いた響き、ピアノの残響も長く引いている。
一方のオランダ盤はエッジの立った固めの音、ピアノの音はかなり明快だ。
こんなに差が出るとは思わなかった。
ちなみにフランス盤の番号は412 656-1
マトリックス番号は9500 356 2
オランダ盤は番号が9500 356で
マトリックス番号は9500 356 2Y
最後のYは何だろう?カッティング技術者のイニシャルか?
SN比はフランス盤が多少良いようだ。
とにかく聴いた印象が変わるほどの大きな違いに驚いた。
EQカーヴは手持ちのフォノイコライザーにはぴったりするものがなくRIAAで聴いた。
Youtubeは1985年ジェシー・ノーマン初来日コンサートの サティ、「あなたが欲しい」
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