ジークフリート・ボリスのベートーヴェン
本日芒種。晴れて蒸し暑い一日。
オフィスの窓から見える木にカラスが大きな巣を作っている。
ツバメの巣が泥を練り上げたものに対してカラスの巣は小枝を組み合わせたもの。
なかなか芸術的な造形物。
時々ヒナらしき子ガラスが顔を覗かせている。
大きい、ほとんど親ガラスと変わらない。
ジークフリート・ボリスのヴァイオリンでベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を聴く。
こちらも昨年ハードオフ100円ジャンク盤。
イタリア、ファヴリ系のディスクで原盤はアメリカのバジェットプライスで出ていたもの。
・ヴァイオリン協奏曲 二長調
ジークフリート・ボリス(ヴァイオリン)
フリッツ・リーガー(指揮)
ミュンヘンフィルハーモニー管弦楽団
録音 1961年
ボリスはフルトヴェングラー時代のベルリンフィルのコンサートマスター。
ベルリンフィル時代にチェリビダッケの指揮でメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲の録音を残していたけれども、あまり印象に残っていない。
このベートーヴェンは芯のしっかりした硬質の音と強靭なカンタービレ。
スケールも大きく堂々たる名演だ。
歴史の彼方に埋没しているドイツの指揮者フリッツ・リーガー
リーガーの伴奏も重厚で雄大な伴奏で楽しめる。
EQカーヴはNABがぴったりはまった。
大きな広がりと濃い密度の響き、素晴らしい音が部屋いっぱいに広がる。
Youtubeはジークフリート・ボリスの弾くベートーヴェン、ヴァイオリン協奏曲
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