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2020年7月 5日 (日)

ハロルド・バウアーのバッハとドビュッシー

曇りのち雨の日曜日。

熊本の豪雨は未曽有の大水害となってしまった。


このコロナ禍の中で被災された人たち、救助する側、救助を待つ人々の非常な苦労を思う。

 

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先月末に仕事場近くの路傍に咲いていた美しい合歓の花。

 

 

今日はハロルド・バウアー(1873- 1951)のバッハとドビュッシーを聴く。

 

RCAビクターが出していた往年の音楽家たちの録音を集めたセットもの「赤盤復刻シリーズ」からの1枚。

ブックオフで格安でバラ売りしていたものを入手。


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① 主よ、人の望みの喜びよ   :バッハ
② 月の光           :ドビュッシー
③ 天使の夢          :ルービンシュタイン
④ 子守歌           :グリーグ
⑤ ノヴェレッテ 二長調    :シューマン

  

 ハロルド・バウアー  (pf)

録音 ①1928年5月15日 ②1929年3月21日 ③1924年6月17日
   ④1942年1月9日 ⑤1929年4月8日

 

端本故に解説や録音データは付いていない。

録音年は別資料による。

 

バッハはいわゆる有名なヘス編曲ではなくバウアー自身の編曲。

このCDにはラフマニノフとバウアーの師パデレフスキーのピアノ演奏もカップリングされている。

 

ドイツ系イギリス生まれのハロルド・バウアーは10歳の時にヴァイオリニストとしてデビュー。

いわば天才少年だったのだろう。

 

当時人気絶頂だった世界的ピアニスト、パデレフスキーの勧めでピアニストに転向。

 

パデレフスキーもさして技巧派ではなかったけれどバウアーもそのような趣。

 

優しくおっとりとした芸風はヴィルトオーゾピアニストが輩出した同時代の流れの中では異色の存在だった。

 

録音はピアノロール以来数多く残されている。

映像もあるらしい。

聴くと、柔らかでふわりとした独特の音が古い録音から伝わってくる。

このしっとりした響きは他のピアニストから聞かれない独特のものだ。

 

ドビュッシーの「子供の領分」はバウアーが初演している。

ドビュッシーが想定していたのは案外バウアーのような音色なのかもしれない。

 

Youtubeはバウアーのバッハ、「主よ、人の望みの喜びよ」

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