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2020年7月 2日 (木)

アンチェルのショスタコーヴィチ、「祝典序曲」

7月、昨日は接近した寒冷前線の影響で火曜夜から大雨となり大雨洪水警報の一日。

今日は一転して梅雨の合間の晴天。

 

遠方にいる父方の従兄弟から久しぶりに電話がかかってきた。

父方の叔父叔母は全て故人となり、従兄弟たちとはすっかり疎遠になっている。
自分と同世代の従兄弟としばしの思い出話。

 

最近の小学生の鑑賞教材ではショスタコーヴィチの「祝典序曲」やグリーグの「ホルベルク」組曲などが取り上げられているらしい。

 

時代は変わったものだ。

聞けば子供たちの反応も上々だという。

 

「祝典序曲」はドナルド・ハンスバーガー編曲による吹奏楽版が非常に有名。

 

中学の時、吹奏楽部の顧問の先生と吹奏楽コンクールの全国大会を名古屋まで聴きに行った。
その時聴いた出雲第一中学の「祝典序曲」の鮮烈な演奏は、未だに頭の中に残っている。

 

その当時はオーケストラ版の録音が少なく吹奏楽版の方が圧倒的に有名だった。

 

今日はひさしぶりにオリジナルのオケ版祝典序曲を聴いてみた。

取り出したのはチェコの名指揮者カレル・アンチェルのもの。


Img_20200627_163758

・交響曲 第1番 ヘ短調 作品10、
・祝典序曲 作品96

  カレル・アンチェル(指揮)
  チェコフィルハーモニー管弦楽団

【録音】1964年4月7-9日、4月20日  
    プラハ、ルドルフィヌム

 

手持ちは独逸ベーレンライターから出ていたLP。オリジナルはチェコ・スプラフォン。

 

黒光りするようなブラスの輝かしい響きに一糸乱れぬ弦楽器群。

快適なテンポで流れていくシャープで隙のない緊張感に満ちた素晴らしい演奏だ。

 

この曲で未だにこの演奏を超えるものはないと思う。

 

アンチェルの演奏は、その後国内盤LPやCD化されたものを入手したけれど、このベーレンライター盤のLPの音が最も良い。

 

カップリングされた交響曲第1番も聴いてみたが、こちらも筋肉質のぴしっと引き締まった緊張感が全曲を支配する名演だ。

EQカーヴはAES。

 

youtubeはユーリ・シモノフ指揮モスクワフィルの「祝典序曲」、絵になるような面白い指揮。

指揮者しか映していないのも納得

 

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