クリュイタンスのベートーヴェン、7番と田園
再び雨模様の金曜日。
この長雨で畑の野菜がダメージを受けている。
楽しみにしていたミニトマト類は赤く色づく前にたくさん落ちてしまった。
コロナウイルス感染の拡大は加速度的に増加。
Go to キャンペーンは東京を外して実施。
昨日は梅雨の合間の晴天。
仕事は休みでカルチャースクールへ行く母を車で送りながらのクリニックへ定期通院。
クリュイタンスのベートーヴェンを聴いている。
ベルリンフィルとの名高い交響曲全集から数曲、イコライザーカーヴを探りながらの聴きなおし。
最初に直近で練習している第7番と名演として名高い「田園」から。
クリュイタンスとベルリンフィルのベートーヴェンの交響曲録音は「田園」と第7番のモノラル録音から始まった。
この2曲は後にステレオで再録音。
今日聞いたのは1960年の再録音のもの。
・交響曲第7番 イ長調 Op.92
・交響曲第6番 ヘ長調Op.68『田園』
アンドレ・クリュイタンス(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音 1960年2,3月 ベルリン グリューネルワルド教会
手持のLP、CD両方のうちイコライザーカーヴを探るためにLPで聴いた。
70年代に東芝EMIが出した緑色の統一ジャケットのセラフィムシリーズ廉価盤。
7番については沼響の聴き比べコラムでも感想を書いている。
いずれも端正で気品のある名演だ。
第7番のコントラバスの細かな動きも明確。
「田園」の木管楽器にはフランスのオケのような色気も漂う。
そしてベルリンフィルの重厚な響きに浸る幸せ。
購入してもう40年近くを経ても未だに音は鮮明。
結局この2曲に関してはNABが一番よかった。
Youtubeはマタチッチ指揮N響のベートーヴェンの交響曲第7番。
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