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2020年8月 1日 (土)

グリュンナー=ヘッゲの「悲愴」

今日から8月。
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青い空の広がる夏の朝、久しぶりの晴天だ。

 

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東海、関東は梅雨明け、長い梅雨だった。


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ポコは今日も元気。

 

今日もノルウェーの演奏家を聴く。

フィエルシュタートと並ぶノルウェー指揮界の大家、オットー・グリュンナー・ヘッゲのチャイコフスキー。

 

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・交響曲第6番 変ロ短調 「悲愴」

 オットー・グリュンナー=ヘッゲ(指揮)
 オスロフィルハーモニー管弦楽団

 初出:1959年

CAMDEN音源のAllegro盤モノラルLP.

 

グリュンナー=ヘッゲ(1899-1972)は7歳でグリーグに認められ指揮をワインガルトナーに師事。

1931年からオスロフィルの首席指揮者陣に加わり1945年から1962年まで首席指揮者。
後任はフィエルシュタートとブロムシュテット。

 

この「悲愴」の演奏は堂々たるスケールの男性的な演奏だった。

オケの鳴らせ方の見事さにヘッゲの職人芸が光る。

細部を引き締めながら、キレのあるリズムでじわりじわりと興奮を盛り上げる第3楽章は出色。

最後のティンパニの連打も強烈だ。

 

ひたすら突進する的好戦的な魅力ではケンペンの演奏をも凌ぐ。

息の長いフィナーレも見事。

 

ところがこのLP、A面が内周ギリギリのカッティングのため、オートリフターのプレーヤーでは最後まで再生できない。

 

ヘッゲのチャイコフスキーには交響曲第5番の録音もある。

こちらもぜひ聴いてみたいもの。

 

Youtubeはグリュンナー=ヘッゲ指揮オスロフィルのグリーグ、ピアノ協奏曲。ベッケルントのピアノ

 

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