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2020年8月11日 (火)

静岡市美術館「ショパン 200年の肖像」

酷暑続く。
全国各地で40度越え。

 

長雨に続いてこの猛暑。
野菜、果物が値上がり始めている。

 

家内と静岡市美術館「ショパン 200年の肖像」展に行ってきた。


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出発は昼前、静岡市までは車で2時間弱。

 

盆休み中とはいえ国道は空いていた。
毎年この時期に見かける県外ナンバーの車が極端に少ない。
コロナ禍の影響は顕著だ。

 

静岡駅前の駐車場に止めて車外にでると猛烈な暑さ。
アスファルトの照り返しもあって身の危険を感じるほど。

 

遅い昼食を静岡市の有名店で、とも思い事前に静岡市に住む娘から情報を得ていたけれども暑さで気力が失せて、近くに目に入った駅ビル前の「魚がし鮨」にすることにした。


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沼津から静岡市まで来て沼津港直送が売りの「魚がし鮨」とは気が利かないけれども、家内もここで良いと言うので決める。


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自分は「バラチラシと蕎麦のセット」。

家内は「特選まぐろ丼」。


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「蒸し牡蠣」と「大間のまぐろの漬け握り」もオーダー。


さすがにネタの鮮度は良かった。

 

 

ここから静岡市美術館までは地下道を歩いて5分ほど。

地下道でもこの暑さは異常だ。

 

 

そして「ショパン 200年の肖像」


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ここで本邦初公開のショパンの自筆譜を見ることができる。

 

展示されていたエチュード作品10-8の自筆譜は、印刷向けの出版社用のもの。


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書き直しの少ない、細やかで繊細な筆致の譜面だった。

几帳面で神経質な性格が見えるようだ。

 

ショパンのデスマスクや左手のブロンズ像では、意外なほど小柄な頭部と華奢な手。

 

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そして多くの画家が描いたショパンの肖像の数々や、ショパンの作品に触発された絵画。


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この中ではショパンと交友が深かったアリ・シェフェールによって描かれた、非常に有名な肖像画が際だった存在感。

 

もうひとつの著名な肖像画、ドラクロワの本物は来ていない。


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このドラクロワのショパンの肖像画が、もともとショパンのピアノを聴くジョルジュ・サンドの肖像とセットで描かれていて、後に切り分けられた事実をこの展示で初めて知った。

ここでは切り分けられる前の状態が再現されたものが展示されている。

 

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他にはショパン国際ピアノコンクールの歴代のポスターなど。

 

ついでにミュージーアムショップで、ホルンのイラストが入った消しゴムを購いました。
70円也


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帰りに静岡市に住む娘の家に立ち寄り、娘と一緒に帰宅は8時過ぎ。

 

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