ズスケのベートーヴェン
曇り一時雨の土曜日。
夜はだいぶ涼しくなった。
金曜の夜は文化センターで再開後2回目のクラシックレコードコンサートの解説。
定員を絞って完全申し込み制。
マスク着用、休憩時間には換気。
プログラムは今回もベートーヴェン。
名ヴァイオリニスト、カール・ズスケの弾くヴァイオリン協奏曲を中心に取り上げた。
地味ながらじっくり丁寧に美しく仕上げた演奏。
最初、オケに対して音量が小さいのではないかと思ったけれども、伴奏のオケとの一体感は他の演奏では聴かれないもの。
さりとてオケに埋没していないのが見事。
あたかもベートーヴェンのもうひとつの交響曲を聴くようだ。
秋の夜に美しいベートーヴェンだった。
Youtubeはズスケのヴァイオリンでシュポアの「ヴァイオリンとハープのためのソナタ」
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