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2020年9月21日 (月)

ギブソンの「惑星」

晴れのち曇り。

敬老の日の月曜日。


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朝、ポコを連れて散歩に出ると富士山が黒く影絵のように浮かんでいた。

昨晩雨が降ったためか、いつもより大きく見えた。

 

昨日は母と義父母を招いてふぐが旨い「吟水」でランチ。


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岳父と「久保田」の冷酒を飲みながら、松茸の土瓶蒸しなど上質な秋の味覚を堪能。

このコロナ禍でも店は満席。

ひと足早い敬老の日。


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今日は午前中に母を連れて大叔母の眠る裾野市のお寺まで墓参り。

ついでに寄った親戚の家では年寄りの長話に付き合って2時間ほど。

帰りに妻の実家に立ち寄り、ここでも昨日の続きの長話。

その後、回る寿司屋で遅い昼食の後に帰宅すると午後3時を回っていた。

 

 

本日はホルストの誕生日ということで「惑星」

スコットランドの指揮者サー・アレクサンダー・ギブソン(1925~1995)の演奏で聴いた。

英国シャンドス原盤の日本コロンビア発売のLP.

 

ギブソンは晩年にN響に客演。

テレビで見たそのコンサートは、メンデルスゾーンの「スコットランド」とハイドンの交響曲第104番「ロンドン」。

そしてアン・アキコ・マイヤースのソロでバーバーのヴァイオリン協奏曲というセンスの良いプログラミングのコンサートだった。

地味そのものの堅実な芸風ながら、なぜか長く心に残る演奏だった。

 

そしてこの「惑星」


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 サー・アレクサンダー・ギブソン(指揮)

 スコティシュ・ナショナル管弦楽団、合唱団

  

 録音 1979年 11月 グラスゴー・ヘンリーウッドホール 

 

「惑星」初のデジタル録音として知られるもの。

 

渋く冷静な大人の「惑星」。

近代オーケストラを駆使したスペクタクルな効果を意図的に避けているかのような、地味だけれど奥深い味のある名演。

このタイプの演奏では最も成功した演奏だと思う。

 

深く沈潜していく“火星"、“天王星"では、スケルツォ的な華やかさをうまく演出。

オケも優秀、幾分翳のある渋めの音がギブソンの解釈とうまく合う。

 

なおこのLPの解説には初版を使用と書いてあるけれども、通常版とどの部分が異なるのかよくわからない。

“火星"強奏部分のサウンドが聞き慣れぬ響きだった。

これはスコアを見ながらまた聴いてみよう。

 

Youtubeはギブソンが得意としていたシベリウス、「カレリア」序曲

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