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2020年9月25日 (金)

エリック・テン=ベルクのベートーヴェン、「皇帝」

曇りのち雨。


今日は漁港のある沼津南端の戸田地区へ行っていた。


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昼食は「の一食堂」。

2階席からは戸田港が良く見える。


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ここではいつもは日替わり定食にするのだけれど、なんとなくフライものが食べたくなってフライ定食。


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ごく普通のフライ定食を食べていると、臨席の男性二人の客がオーダーした日替わり定食が運ばれてきた。

 

そこには巨大で生きの良いアジのたたきと刺身。

運んできた店のおばちゃんが「今日は大きな良いアジが入りました・・・・」

横目で見てちょっと後悔。

 

エリック・テン=ベルクのピアノでベートーヴェンを聴く。

曲はピアノ協奏曲第5番「皇帝」

手持ちは伊fabriのLPで、オリジナルは独Ariola音源。

国内では日本コロンビアが発売した家庭向けの廉価盤シリーズの中に、アルトゥール・ローター指揮する「第九」などと一緒に出ていた。


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・ピアノ協奏曲第5番「皇帝」

 エリック・テン=ベルク(ピアノ)
 フリッツ・リーガー(指揮)
 ミュンヘンフィルハーモニー管弦楽団

 

テン=ベルクErik Then-Bergh (1916-1982)はドイツのピアニスト。

コンサートピアニストとしてのデヴュー時期が第二次世界大戦の始まった時期と重なってしまった、という不運な人。

 

グラモフォンに残した録音の集成がCD化されたりしていたけれど、マックス・レーガーという玄人向けの作曲家のスペシャリストだったりしたので、ピアニストとしては知る人は少ないのではなかろうか。

ネットで検索してもアンチェル指揮のブラームスのピアノ協奏曲第1番くらいしか現役盤がヒットしない。

ほかにはフルトヴェングラーのピアノと管弦楽のための幻想曲などもあった。

実に渋い。

戦後はミュンヘン音楽大学で長い間教鞭を取っていたので、日本人の弟子は比較的多いようだ。

 

そしてこの「皇帝」。

粒立ちのはっきりした美しいピアノの音。

多少線の細さは感じられるけれども、端正にして奇をてらった部分が皆無の正統派のベートーヴェン。

聴いていて、「あぁ名曲だなぁ・・」と素直に感じられるのが良い。

 

リーガーの指揮は完全に黒子に徹していて無難としか思えない出来。

さすがにこれでは感銘が浅い。

凡庸な伴奏だ。

 

これはピアニストを聴く1枚。

 

Youtubeはテン=ベルクの弾くショパン、作品62-1の夜想曲。一種病的な不思議な演奏です。1942年録音

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