« バッハのオーボエ・ダ・モーレ協奏曲 | トップページ | ルイ・ド・フロマンのシャブリエ »

2020年9月 6日 (日)

オイストラフ父子のバッハ

巨大台風10号が沖縄、九州方面に接近中。

ここ沼津でもときおり台風由来の激しい雨。

 

昨日はほぼ丸1日を費やして不要品の片付け。

古い本をダンボールで7箱分ほどを処分。

片付けているうちに古い電源コード類やACアダプター、文房具類が大量に出てきた。
コード類は特殊なものも多く、もうどの器具で使ったのかもわからなくなっている。

やはりゴミとして出すしかないのだろうか。

 

今日もバッハ。


オイストラフ父子の演奏で聴く。


8741635132_7eef042fbd_b

・2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV.1043 :バッハ
・2つのヴァイオリンのための協奏曲イ短調 Op.3-8   :ヴィヴァルディ

 ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
 イーゴリ・オイストラフ(ヴァイオリン)

 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
 フランツ・コンヴィチュニー(指揮)

  録音:1957年

独逸ETERNAのLPでコンヴィチュニーの指揮に惹かれて購入。

表示にSTEREOとあるので、ETERNAのLP独特の黒光りするような良い音を期待した。

 

ところが聴いてがっくり。

 

高音寄りのキンキンした音しか出てこない。

EQカーヴをいろいろいじってもダメ。

はじめアンプのどこか故障したと思い、いろいろといじってみた。

それでもだめ。

思わずレコードジャケトに目を落とす。

独逸語のジャケットには1957年の文字。

その下にMONO,、STEREOの文字が読み取れるけれど独逸語の意味がわからない。

 

ネットで検索するとオリジナルはモノラルであることがわかった。

疑似ステレオだったのだ。

ETERNA盤で疑似ステレオは初めて見た。

音はまざに出来の悪い疑似ステレオ特有のフラフラした音像。

ジャケットではおそらくモノラルをステレオ化したようなことが書かれているのだろう。

 

かなり落ち着きを乱す音で、演奏の真価はよくわからない。

これはオリジナルモノラルで聴くべきだろう。

 

ちなみにオイストラフ父子はステレオでこの2曲をETERNAに再録音している。

伴奏はグーセンス指揮のロイヤルフィルで1961年録音。

バッハのみヘリオドールの国内廉価盤で架蔵済み。

Youtubeはバッハの「2つのヴァイオリンのための協奏曲」

|

« バッハのオーボエ・ダ・モーレ協奏曲 | トップページ | ルイ・ド・フロマンのシャブリエ »

音盤視聴記録」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« バッハのオーボエ・ダ・モーレ協奏曲 | トップページ | ルイ・ド・フロマンのシャブリエ »