クーベリック、シカゴ響との「我が祖国」
曇り気温は高く今日も30度超え。
四連休初日の土曜日。自分は故あって出勤。
コロナ禍に関係し新たなプロジェクトが立ち上がり自分が深く関与する破目に。
セミリタイアの身なれど使えるものは何でも使おうということらしい。
自分が以前から温めていた案件でもあり、まさかここで日の目を見るとは思わなかった。
夕方、県内に住む娘がお彼岸の墓参りのため帰省。
シカゴ響時代のクーベリックをLPでもっと聴きたくなった。
取り出したのは「我が祖国」全曲。
クーベリックの同曲録音中、5種あるうちの最初のもの。
先日聴いた「展覧会の絵」と同じアーティストギャラリーシリーズから。
・連作交響詩『わが祖国』
ラファエル・クーベリック(指揮)
シカゴ交響楽団
録音:1952年12月
第1曲「高い城」 から聴く
冒頭のハープからして良い音だ。
演奏はクーベリックの曲への深い思い入れがストレートに出ているもの。
豪快にして起承転結の明確な音楽運びの中に大きな広がりもあり、お国ものという以上に説得力のある名演。
中でも突進的にしてシャープなリズムが緊迫感を盛り上げる第3曲の「シャールカ」が傑出した出来。
録音の明瞭度は「展覧会 の絵」よりも落ちる。
どうやらEQカーヴはNABではないようだ。
Youtubeはクーベリック指揮チェコフィルの「我が祖国」全曲、1991年の来日公演
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