沼津市民文化センターのアーティスティックオータムナイト、そして「森の歌」のことなど
本日快晴、放射冷却で朝の気温は9度。
冬が近づきヨーロッパを中心にコロナ感染者が再び急増。
フランスでは再びロックダウン。
ここ静岡でも身近な大病院でクラスター発生。
夕方に沼津市民文化センターのアーティスティックオータムナイトに行っていた。
3日連続の無料ミニコンサート。
今宵はジャズ。
懇意の館長に促されて2階の和室に入ると、MOA美術館から借用した尾形光琳や仁清のレプリカ。
和風庭園も良い雰囲気でライトアップされていた。 このコロナ禍でホール運営の難しさを思う。
外に出ると大きな満月。
冬の星座オリオンも見えた。
ムラヴィンスキーの指揮でショスタコーヴィチの「森の歌」を聴く。
メロディア録音の有名な演奏だが、今回は新世界レコードから出ていた10吋盤で聴く。
アレクサンドル・キリチョフスキー(T)
イワン・ペトロフ(B)
国立合唱学校児童合唱団
国立アカデミー・ロシア合唱団
(合唱指揮:アレクサンドル・スヴェシニコフ)
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)
ソビエト国立交響楽団
録音:1949年
この演奏を始めて聴いたのは、ムラヴィンスキーの初来日時の1973年に日本ビクターが発売したMK番号のLPで、ショスタコーヴィチの交響曲第6番の旧録音を収録したLPのB面だった。
とにかく音が悪かったことだけが印象に残っている。
この新世界レコードの古い10吋盤にはEQカーヴはRIAAで再生するように日本語の記載があるが、RIAAで聴くとレンジが狭く妙に暗い音であまりよくない。
そこでいろいろいじってみたらold78で再生したら見違えるような音になった。
合唱もパンチの効いた響きで曲の壮大さとムラヴィンスキー特有のピリピリとするような緊張感を伴って響いてくる。
だがこの新世界盤はなぜかオケ表記がない。
英文タイトルも「SONG OF WOODS」????
Youtubeは「森の歌」、テミルカーノフの指揮
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