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2020年10月28日 (水)

ポール・パレーのラヴェル

秋も深まり10月も最終の週。
爽やかな風吹く晴れた日が続く。

夕方、千葉を震源地とする地震。
ここ沼津でも長い横揺れ。

月曜火曜は休みで母をクリニックに連れていき、昼食は「弥次喜多」でとんかつ定食。


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母はヒレカツ定食をぺろりとたいらげた。

帰宅後は庭の柿を採ったりいくつかの電灯をLEDに交換したり。

 

フランスの名匠ポール・パレーのラヴェルをEQカーヴを探りながらまとめて聴いた。

デトロイト響との米マーキュリーの一連の録音。

手持ちはCDもあるけれど今回はLPで。

国内盤LPとオランダ盤。

 

最初は国内盤LPでパレーの追悼盤として日本フォノグラムが手持ちのまとまった量の録音を出した時のもの。

ジャケットに1979年12月購入のメモが挟まっている。

パレーが逝ったのが同年の10月なのでかなりメーカーは早い対応だった。

 

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・クープランの墓
・道化師の朝の歌
・亡き王女のためのパヴァーヌ
・「マ・メール・ロア」組曲

 

続いてオランダフィリップスからでていたGolden import シリーズから2枚


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・ボレロ
・ラ・ヴァルス
・スペイン狂詩曲
・道化師の朝の歌
・亡き王女のためのパヴァーヌ」

 

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・優雅で感傷的なワルツ
・「マ・メール・ロア」組曲
・「ダフニスとクロエ」第2組曲

 

   ポール・パレー(指揮)
   デトロイト交響楽団
 
     録音 1957年 1959年 1962年

 

飄々として自然体のラヴェル。

色彩豊かにして男性的な剛直さも見せる。

「マ・メール・ロア」でのパゴダの女王レドロネットでのシロフォンの絶妙の入り。

そしてこれ以外考えられないような音のパレットへの配色の妙。

 

繊細な響きが幻想的に漂う「亡き王女のためのパヴァーヌ」など、モントゥーの名演に匹敵する名演だ。

 

速いテンポでさらりと流す小粋な「ボレロ」ではさりげなくオケの名人芸を披露。

次々に楽器を加えながら巨大な音の大伽藍を築き上げる感動的な「ダフニスとクロエ」の夜明けなど、実演を聞いたら圧倒的な感銘を受けただろう。

 

全編にわたって今まで聴こえなかった音が聞こえてくるのも驚きだ。

今回一部曲がダブりながらも国内盤とオランダ盤を聴き比べてみた。

 

響きの奥行や各楽器のリアルさなど、音は圧倒的にオランダ盤が良い。

 

EQカーヴはNAB.

国内盤ではRIAAとさほどの違いは感じなかったのに、オランダ盤ではNABがぴたりと嵌った。

 

Youtubeはパレーの「ダフニスとクロエ」

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