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2020年10月30日 (金)

フリッチャイの「新世界より」、第一回録音

曇り、朝夕は冷えてきた。


流れる風に冬の気配。
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昨日の富士の姿。

農協の直売所でフェイジョアの果実を見つけてきた。

パラグアイあたりの南米原産の果実。

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甘酸っぱさが独特。

今まで経験したことのない種類の甘みだ。
だが実が小さくて食べる部分は少ない。

 

ちょっと遊んでみた。


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ハンガリーの指揮者フェレンツ・フリッチャイの「新世界より」を聴いた。

有名なベルリンフィルとの演奏ではなくて、RIAS交響楽団との旧録音。

聴いたのは日本グラモフォンから出ていた10吋モノラルLP.


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・交響曲第9番 ホ短調 「新世界より」 Op. 95, B. 178

 フェレンツ・フリッチャイ(指揮)
 RIAS交響楽団
 
 (1953年   ベルリン スタジオ録音)

「新世界より」はかつて沼響のホームページに100種の聴き比べを連載したことがあり、ここでフリッチャイの新旧二つの演奏も紹介している。

 

こちらも久しぶりの視聴。

今は再生環境が変わりEQカーヴの選択ができる。

ffrrで聴いたらぴたりとはまり、モノラルながら素晴らしい音で鳴っている。

 

演奏そのものは再録音とは全く別人の演奏。

そもそも演奏時間そのものが再録音よりも8分も短い。

 

猛烈に速いテンポ。


譜面の改変も散見されるけれども若々しくも怒涛の推進力がなんとも魅力的な演奏だ。

 

Youtubeはフリッチャイの「モルダウ」のリハーサル、不治の病に犯されながら亡くなる前の最晩年の姿です。

 

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