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2020年11月11日 (水)

フランティシュク・ベンダの交響曲

本日快晴。
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トップニュースはアメリカ大統領選から国内のコロナ感染に変わってきた。

 

新型コロナウイルスの感染者は予想通り寒さの到来と共に再び増加。
8月以来の第3派の襲来。

 

ここ静岡県東部は、今までさほど脅威とは感じていなかったけれど、先月あたりから感染者が増加、クラスターも発生している。

第1派、第2派の時よりも危険が身近に迫って来ている予感。

 

ボヘミア生まれでベルリンで活動したフランティシュク・ベンダ(1709-1786)の交響曲集を聴く。

ムンツリンゲル指揮アルス・レディヴィヴァ合奏団の演奏。

チェコ・スプラフォンの録音の国内盤LP2枚組
この当時ベンダの交響曲を集めた初のレコードだという。


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フランティシュク・ベンダは17世紀にプロイセン王フリードリヒ2世の宮廷で活動していたいわゆるベルリン楽派の作曲家のひとり、

 

ベンダの子孫は音楽家として連綿と続き、その係累は今も続くほどの音楽一族。

20世紀以降の音楽家ではハンス・フォン・ベンダという指揮者がいて、第二次世界大戦前の一時期にベルリンフィルの音楽監督だった。

 

ベルリン楽派の作曲家たちは、このフランティシュク・ベンダのほかクヴァンツ、グラウン兄弟、エマヌエル・バッハなどの作曲家たちで、ちょうど大バッハの後半生からハイドン、モーツァルトが活動を始めるまでが活動時期。

 

いわばバロック音楽から古典派の音楽への橋渡しのような人たち。


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ベンダの交響曲は18曲ほど残されていて、このレコードには10曲が選ばれている

基本は3楽章形式、弦楽器の編成でチェンバロが入る。

 

これらの曲の作曲年代はいずれも1740年代以降。

ベンダが没した1786年には、すでにハイドンは85番、モーツァルトは38番までの交響曲を作曲していた。

 

ハイドンやモーツァルトの作品に比べると、ベンダの作品は交響曲と呼ぶにはあまりにもプリミティヴ。

いかにも古めかしいスタイルだ。

それだけハイドンとモーツァルトの音楽が最先端の音楽だったということだろうか。

 

正直なところベンダの交響曲は、交響曲というよりもヴィヴァルディあたりの合奏協奏曲やモーツァルトのK136の初期のディヴェルティメントに近い音楽が鳴っている。

このアルバムで管楽器の入る唯一のニ長調の曲に、かろうじて交響曲らしさの片鱗が感じられる程度。

 

10曲通して聴くと一部閃きを感じさせるものの、変化に乏しく、どの曲も同じように聞こえる。

演奏の良さで退屈の一歩手前で踏みとどまっている。

 

Youtubeはベンダのフルート協奏曲

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