ゲルハルト・タシュナーのことなど
穏やかで暖かな日曜日。
昨日沼津港の前を通るとかなりの人出。
全て県外ナンバーの車ばかり。
このコロナ禍も物ともせずに繰り出す人々。
今日は一日仕事。
昨日、静岡市に行った時、所用で立ち寄った近くの旧家に横に大きく広がった立派なヤマモモの樹があった。
見とれていたら何処からか車で来た方が写真を撮っている。
車は浜松ナンバー。
どうやら有名な樹らしい。
ネットで調べてみると紹介記事が見つかった。
樹齢400年を超える県下最大のヤマモモ。
徳川家康ゆかりの可能性もあるらしい。
へぇー・・・
フルトヴェングラー時代のベルリンフィルのコンサートマスター、ゲルハルト・タシュナー(1922-1976)のSP期録音集成を聴く。
Archiphonから出ていたCD2枚組でタシュナーが残した78回転シェラック盤に協奏曲の放送録音を加えたもの。
・ヴァイオリンソナタ第7番 ニ長調 Op. 1, No. 13(ヘンデル)
コール・デ・クロート(ピアノ)
録音1943年2月26日 ベルリン
・無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 から シャコンヌ(バッハ)
録音:1941年11月25日 ベルリン
・ヴァイオリンソナタ イ長調 M. 8 (フランク)
コール・デ・クロート(ピアノ)
録音1943年2月23日 ベルリン
・ヴァイオリンとギターのためのソナタ ホ短調 (パガニーニ)
ゲルダ・ネッテ=タシュナー(ピアノ)
録音 1942年3月11日 ベルリン
・スペイン舞曲集 Op. 22 - 第1番 アンダルシアのロマンス
ゲルダ・ネッテ=タシュナー(ピアノ)
録音 1942年3月11日 ベルリン
・スペイン舞曲集 Op. 23 - 第2番 サパテアード
・スペイン舞曲集 Op. 23 - 第2番 サパテアード(別テイク)
ゲルダ・ネッテ=タシュナー(ピアノ)
録音 1944年10月26日 ベルリン
・ツィゴイネルワイゼン Op. 20
・ツィゴイネルワイゼン Op. 20 (別テイク)(以上サラサーテ)
ゲルダ・ネッテ=タシュナー(ピアノ)
録音 1944年10月27日 ベルリン
・ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 Op. 26 - 第2楽章 アダージョ
・ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 Op. 26 - 第2楽章 アダージョ(別テイク)
フリッツ・レーマン(指揮)
ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
録音 1944年11月7日 ベルリン
・ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 Op. 26 - 第3楽章 フィナーレ(以上ブルッフ)
フリッツ・レーマン(指揮)
ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
録音 1944年11月8日 ベルリン
・ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op. 35 (チャイコフスキー)
アルトゥール・ローター(指揮)
ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
録音 1948年4月11-12日 ベルリン
タシュナーは19歳でベルリンフィルのコンサートマスターに就任。
フルトヴェングラーがベルリンフィルを振った第9の映像では副コンマスの位置にタシュナーの姿を見ることができる。
タシュナーはソリストとしての活動が短く、残された録音は少ない。
ツィゴイネルワイゼンでは同日録音の2つのテイク。
ブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番も第2楽章の同一日収録の二つのテイクを収録しているが、なぜか第1楽章がない?
サラサーテではふたつの演奏にさほどの違いは感じられないけれども、ブルッフでは2回目めの演奏が断然良い。
チャイコフスキーはブルッフ以上の名演だ。
沼響のHPの聴き比べコラム、新「第九を聴く」にレーグナー指揮ベルリン放送響の感想をアップしました。
実に3年ぶりの更新です。(^^;
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