アブラヴァネルのマーラー
今日は今年一番の冷え込み。
冬らしくなってきたけれども富士山未だ冠雪無し。
こちらはちょうど5年前の今日の富士。
今日は休みで床屋に行ったり畑の蜜柑を収穫したり。
未収穫のサツマイモが多少あったので掘り返してみたら小さい芋ばかりだった。
今年度の新規国債発行額が100兆円を超えてしまった。
今までの最高額だったリーマンショック時の50兆円に比べあまりにも異常な数値。
コロナ対策とはいえ大丈夫か・・日本。
今日はアブラヴァネルのマーラーをまとめて聴いた。
バーンスタインとほぼ同時期の録音で、一つのオケで統一されたマーラーの交響曲全集録音としては世界初のもの。
手持ちはLP、CDの混在で1,2,5,7-10番。
そのうち5,8,9,10番の4曲をまとめて聴いた。
今回はすべてLP。
EQカーヴは8番のみがffrrで他の録音はすべてNAB。
8番の手持ちには米ヴァンガードのCDもあるけれども、音はLPが圧倒的に良い。
ユタ響は下手というネット上の意見が多いけれども、これは非凡なマーラー演奏。
自分にはこのオケの水準ならばさほど気にならない。
5番には不思議な静けさの中に葬送の気配が漂う
熱狂よりも静謐なマーラー。
この時代にこのようなアプローチがあったのには驚きだ。
指揮者のマーラーへの共感が楽団員にも伝わって暖かでヒューマンな演奏を展開していく。
9番のフィナーレなども実に感動的だ。
実演で聴いたバーンスタインの強烈なエネルギーの放射とはまた異なる世界をここで聴くことができる。
ダヴラツを起用した4番も聴いてみたくなった。
Youtubeはアブラヴァネルのマーラー、交響曲第9番
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