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2021年1月 1日 (金)

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

元日の朝も良い天気。
富士山もよく見えました。

娘夫婦を交えて家族で過ごした正月。

昼には弟夫婦も来て皆で会食。


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夕方にコロナ感染の終息を願い、地元の吉田神社に家族で初詣に行きました。

沼津市下香貫楊原にある吉田神社は、安政年間のコレラ大流行時に疫病退散を祈念して、地元の人たちが資金を出し合って京都の吉田神社を勧請した神社。


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そのまま皆で隣町の家内の実家へ。

そこには今か今かと待ち構えていた岳父の姿。
昨年米寿となった岳父はますます元気。

 

秘蔵の日本酒やワインを次々と出してきて、杯を重ねるうちに若い婿殿はあえなく沈没して途中から泥酔。

帰省出来ずに東京にいる娘はLineでリモート参加。


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写真は銘酒「臥龍梅」に踊るガジュマルの樹。
帰宅は10時ちょっと前。

 

 

今年の初聴きは何にしようかとあまり意識せずに気楽な気持ちで取りだしたのは、昨年ハードオフのジャンクコーナーで見つけた2枚。

ルドルフ・バウムガルトナー指揮ルツェルン祝祭管によるバロック音楽のアンソロジーと、不当に過小評価されている実力派指揮者マリオ・ロッシ、ウラディミール・ゴルシュマンによるロシア物。


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バウムガルトナーは60年代のバウムガルトナーとしては比較的初期の録音。
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A面にアルビノーニやパッヘルベルといったバロック音楽アンソロジーの定番曲にB面は全てバッハの曲を集めた選曲。

パッヘルベルは有名なカノンに続いてジーグも納めているしバッハにはモーツァルト編の珍しい平均律クラヴィーア曲集第2巻の編曲作品も含まれていてなかなか凝った内容となっている。

録音が固いのが多少気になるけれども、学究肌のかちりとしたまじめに取り組んだ演奏として良いものだと思う。

 

マリオ・ロッシのシェエラザードはこのブログでも取り上げられているしゴルシュマンの「展覧会の絵」は以前沼響で演奏したときに沼響のホームページで聴き比べを取り上げている。

 

聴いたのはやはりジャンクコーナーでゲットした60年代後半発売の廉価盤。

原盤は米Vangurd。


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詰め込みのカッティングが気になるけれども、EQカーヴをNABで聴いてみたらいずれも見違えるような音になり演奏の印象はさらに好印象となった。

さらにこのLPには「シェエラザード」のヴァイオリンソロにミリアム・ソロヴィエフ(1921-2004)の名。

以前から気品のある美しい音で聴かせるヴァイオリンソロが誰なのかが非常に気になっていた。


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ソロヴィエフはアメリカ生まれ、早くして第一線から退いたので録音は少ない。
ロッシの演奏は端正にして格調の高い見事なもの。

なおオケ標記はウィーン国立歌劇場管。

おそらくフォルクスオパーのオケだろうと思っていたが、マリオ・ロッシ・エディションの標記ではウィーン交響楽団となっている。

 

ゴルシュマンの「展覧会の絵」は聴き比べの連載の時は随分と酷評になってしまったが、NABで聴き直してみるとオケをきちっと鳴らしながら洒落て垢抜けた歌い回しがパリジャン・ゴルシュマンの面目躍如たる演奏。

ロシア的な泥臭さよりもパリ風の洗練さを感じさせるのが良い。

 

長い間バレェ・リュスの指揮者として活躍していた実力者ゴルシュマンを再認識させる名演だった。

Youtubeはゴルシュマン指揮のラヴェル、「マ・メール・ロア」から。名演です。

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