2020年最後の音盤購入
本日快晴、昨日からからっ風吹く沼津。
あいかわらず富士山は雪が少ない。
東京の感染者はあっという間に2000人を越えた。
早朝くしゃみが止まらなくなった。そして鼻水も。
恐る恐る体温を測ると平熱。
悩ましい花粉症が始まったようだ。
年明け早々開設以来全く変えていなかったブログの体裁を変えてみようといろいろ試みた
いろいろ試してみたけれど結局しっくりいかず、元の形に戻すことにした。
ところが以前の環境を忘れてしまって多少違うものになってしまった。
昨年の振り返りのついでに昨年最後の音盤購入の備忘録。
ブックオフでのCD購入の後に、これで今年はお仕舞いにしようかと思いつつもヤフオクをサーフィンしていたら長い間探していたLPを格安で発見。
自制のタガが外れてまた買ってしまった。
結局それだけでなく同じ出品者から何点かと他の出品者からも数点落札。
最初見つけたのはガブリエル・フォーレ合唱団によるフォーレの小ミサ曲とプーランクの「黒い聖母の連祷」のIPG盤。
ガブリエル・フォーレ合唱団のフォーレと言えばVOXオリジナルで日本コロンビアから出ていたフォーレ合唱曲集が名高い。
ただしこちらはガブリエル・フォーレ少年合唱団となっている。
この日本コロンビアのLPは何度も再発されて、かつては多くの中古LPショップでよく見かける盤だった。
広く売れたのだろう。
その後この団体の実体もよくわからぬまま消息も不明となっていた中でIPGからガブリエル・フォーレ合唱団の名でトマジの「12のコルシカの歌」が出現。
それが非常に魅力的な演奏だった。
その後同名の団体による同曲のCD再録音も出たがこれは驚くべき醜演。
この団体の演奏はあまり見かけなくなってしまった。
そんな中で見つけたこの盤。
ジャケットの体裁から察するとトマジと同じころの録音のようだ。
もともと格安だったけれども50円高い即決価格で即落札。
音盤は見つけた時にゲットしなければ直ぐに入手難になってしまうのがこの世界。
以前、知り合いの漁師が「親の仇と魚は見つけた時にすぐ取れ!」と言っていたことを思い出しポチリ。
送料も考えて同じ出品者からあと数枚。
フランスのバリトン、シャルル・パンゼラの歌う、ドビュッシー、フォーレの歌曲集、フィリップスモノラル盤。
パンゼラのフォーレはEMIへの旧録音は架蔵済み。
このフィリップス盤は夫人のマドレーヌ・パンゼラのピアノソロで、ドビュッシーの「水の反映」と「沈める寺」「ミンストレル」、そしてフォーレの「舟歌第2番」も聴くことができる。
そしてジュライティス指揮ボリショイ劇場管弦楽団によるプロコフィエフ、「ロメオとジュリエット」全曲盤LP3枚組
この組み合わせの演奏は90年代にNHKBSでバレエ映像が放送されたことがあり、この時の演奏が非常に良かった。
このLPは同じ頃のセション録音で、1940年のレニングラード初演の後に削除された未出版の3曲も収録されているという完全全曲盤。
この3曲を収録した完全全曲盤としては世界初だったはず。
大型家電店DAMが出していた45回転高音質レコードシリーズの第4弾。
A面は津軽三味線、B面は高橋アキの弾く石井真木のピアノ曲と朝比奈隆指揮大阪市音楽団によるイェーガー作曲吹奏楽のための交響曲第4楽章。
このうち朝比奈隆の演奏は東芝EMIからLPで出ていた。
他の出品者からはヴァイオリンを3枚。
1964年、17歳でエネスコ国際コンクールで優勝したクロード・ベルナールのヴァイオリンでハチャトウリアンのヴァイオリン協奏曲とプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第1番、フィリップス盤。
ハチャトウリアンの伴奏指揮は作曲のハチャトウリアンでオケはブカレストフィル。
どうやらベルナールのコンクール優勝直後の録音らしい。
ジャケットの写真?の姿も初々しい。
コンセルトヘボウ管の名コンサートマスターだったヘルマン・クレバースのヴァイオリンでブラームスのヴァイオリン協奏曲とブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番。
ヨルダンス指揮ブラバントフィルによるこちらもフィリップス音源のペラジャケ国内盤。
イギリスのヴァイオリニスト、テミアンカでグリーグの3曲のヴァイオリンソナタ、
ORION盤。
結局2020年も大量購入。
いつまでも懲りない私。
Youtubeはフォーレの「ラシーヌの雅歌」
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コメント
本年もよろしくお願いいたします。
音盤購入は生活習慣病ですね。
投稿: ぶりちょふ | 2021年1月 9日 (土) 07時39分
ぶりちょふさん、今年もよろしくお願いいたします。
まさに生活習慣病ですね。
克服するには相当な意志の強さが必要です。
投稿: 山本晴望 | 2021年1月 9日 (土) 20時28分