ラックスマンのフォノイコライザーキット LXV-OT10 でチェコフィルを聴く
曇りのち雨。久しぶりのお湿り。
足利の山火事は依然延焼中。
本日休みで午前中はクリニックに行き定期検診。
花粉症がひどくなりそうなので薬を処方していただいた。
昨日はオケの練習。
久しぶりの大ホール。
喜古恵理香先生の指揮でチャイコフスキーの交響曲第1番ほか
小ホールと比べ多少残響が多いようだ。
ラックスマンのムック本のフォノイコライザーをいろいろ聴いている。
当初に比べて音に落ち着きが出て使っているうちにコツもだんだんと飲み込めてきた。
MUSIACAのフォノイコライザーでなかなか適合したカーヴが見つからなかったスプラフォンやフィリップス、ロシアメロディアなどのLPを探っていてなかなか良い結果が得られている。
今日はフランスの名指揮者、ジャン・フルネがチェコフィルを振った一連の録音からドビュッシーとファリャを聴いてみた。
スプラフォン原盤の日本コロンビア盤LP
・イベリア
・春のロンド
・「三角帽子」より3つの踊り
ジャン・フルネ(指揮)
チェコフィルハーモニー管弦楽団
1965年2月7~10日録音。
これがなかなか良い。
一時期のチェコフィルが聞かせていた独特の色艶のフルートやクラリネットの音が実に魅力的に響く。
それでいて各楽器の鳴る位置も明瞭だ。
今まで聴き慣れた音とは異なる音。
続いて同じシリーズからボドのフランス音楽も。
・ボレロ
・ラ・ヴァルス
・牧神の午後への前奏曲
・パシフィック231
セルジュ・ボド 指揮
チェコフィルハーモニー管弦楽団
1962,1963年録音。
B面の牧神の午後への前奏曲で調整ツマミをいろいろと探り、ある一点となった時に驚きの音が鳴り響いてきた。
冒頭のフルートの音に続く弦楽器群の気品に満ちた響き。
スペンドールの古いスピーカーの間にフルオーケストラが並んでいる。
音のバランスも良くホールトーンも豊かだ。
あぁいい音だなぁ・・・と思う。
このラックスマンのフォノイコキット、いろいろな批判もあるけれども自分には音が良ければそれでよい。
ただこの奇跡的な1点を二つのツマミの操作で見つけるのは至難の業。
音盤毎に最適のポイントが異なるので盤が変わる度に探さなければならない。
Youtubeはフルネのオネゲル、「夏の牧歌」
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