カラヤンのチャイコフスキー、三大バレエのことなど
2月も残り少なくなった月曜日。
昨日から4月並みの暖かさで最高気温は20度越え。
花粉も盛大に飛び朝はクシャミ3連発。
ついでに両足こむら返りのおまけ付き。
写真は自宅近くからの土曜日の富士。
本日里帰り中の娘が男子出産。
予定日は過ぎていたけれども無事に生まれてひとまず安心する。
コロナ禍のため自分は病院に入ることが出来ず、退院の日までは娘が送る写真をながめる日が続く。
今日はカラヤンのチャイコフスキーを聴く。
グラモフォンから出ていたLP2枚組。
いわゆる三大バレエの組曲やハイライト、弦楽セレナーデを収めたLP2枚組。
・弦楽セレナーデ ハ長調作品48
・バレエ《白鳥の湖》作品20組曲**
・バレエ《眠れる森の美女》作品66組曲**
・バレエ《くるみ割り人形》組曲作品71a*
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
録音年月日:1966年10月6日、1966年10月13日、12月26日* 1971年1月4、22日、2月17日**
カラヤンのチャイコフスキーの三大バレエ録音は、同じような曲目でモノラルのフィルハーモニア管との録音やウィーンフィルとのステレオ盤などがあり、それぞれ4回ずつの録音がある。
チャイコフスキー特有の劇場的な音楽にはカラヤンの音作りがピタリとはまる。
弦楽セレナーデも含め、三大バレエの録音はオケのうまさもあって文句なく楽しめる。
名人揃いのベルリンフィル。各楽器のソロも見事なもの。
中でも全盛期のロータ・コッホのオーボエソロが秀逸。
カラヤンはレコーディングとコンサートでレパートリーを明確に分けていて、演奏記録を見る限りコンサート会場で演奏したチャイコフスキー作品は、何度も何度も録音を繰り返した4番以降の交響曲とピアノ協奏曲第1番のみ。
管弦楽曲に関してはバレエ曲を含むチャイコフスキー作品を一度もコンサートでは演奏していない。
これは不思議な気がする。
EQカーヴはAESで聞いた。
Youtubeはカラヤン指揮のチャイコフスキー、「弦楽セレナーデ」。1980年録音
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コメント
お孫さんの誕生、おめでとうございます。初孫ですか。いよいよじいさまですね。君の家は音楽一家だから、物心ついての後は楽器を勧めるんだろうな。いい爺コーチがついて,親子孫、3代ホルン吹きになるのかな。
投稿: 武田晴美 | 2021年2月23日 (火) 07時23分
ありがとう。
コロナ禍で面会ができないので対面は退院後です。
なんとなく実感が湧かずとうとう自分がこんな年になったと思うと不思議な感じです。
投稿: 山本晴望 | 2021年2月24日 (水) 22時05分