3月のクラシックレコードコンサートはドヴォルザークとスメタナ
曇りのち晴れ。土曜日。
昨日の雨が明け方まで残っていた。
この一週間、夜にいろいろと予定が入っていた。
木曜日は市民文化センター小ホールでオケの練習。
トレーナーの太田巡先生の指揮で、チャイコフスキーの交響曲第1番第4楽章とロッシーニの歌劇「どろぼうかささぎ」序曲。
今年の定演についてはコロナ禍のため開催は未だ不確定。
そのような気分がなんとなく団員の中に残りどこか蟠りを抱えての練習。
翌金曜夜は同じ市民文化センターでクラッシックレコードコンサートの解説。
募集は平時の半分の人数に絞り、マスク着用、手指消毒に休憩時間には換気。
定員は申し込みで満席。キャンセル待ちの方もあり小雨の中大勢の方が来ていただいた。
今回はスメタナとドヴォルザークの音楽を取り上げた。
チェコの歴史を含めノイマンとクーベリックの指揮でチェコフィルによるドヴォルザークの「新世界より」とスメタナの「わが祖国」から4曲
最初には「ユーモレスク」を原曲のピアノ版とクライスラー編のヴァイオリン版を聴き比べた。
ピアノはアントルモンの演奏、ヴァイオリン版はドヴォルザークの曾孫であるヨーゼフ・スークをチョイス。
スークでは一緒に歌曲「わが母の歌いたまえし歌」のヴァイオリン版も併せて紹介。
「新世界より」はノイマン指揮、「わが祖国」は1990年のクーベリックが再びチェコフィルの指揮台に立った歴史的コンサートの演奏から「ヴィシェラド」「ヴァルタヴァ」「タボール」「ブラニーク」の4曲。
コロナ禍で昨年からはプログラムは少なめにして時間も短縮していたけれど、結局大きなシンフォニーを2回聴くようなヘヴィな内容になってしまった。
加えてチェコの歴史と音楽について熱く語りすぎかなり予定時間を超過。
お客様の反応は良かったけれど次回からはもう少し短めにしようと思う。
それにしても終了後のアンケートを読むのは楽しい。
ユモレスクの時に涙する女性がいて、終演後私の所に来て若い頃の思い出の曲だったとのこと。
Youtubeはスークのヴァイオリンで「ユモレスク」
| 固定リンク
「音盤視聴記録」カテゴリの記事
- トーマス・モーリーのマドリガル「今や5月の季節」(2022.05.21)
- シューリヒトのブルックナー、聴き比べ(2022.05.19)
- セシル・ウーセのドビュッシー(2022.05.17)
- ロンドン中世アンサンブルのジョスカン・デ・プレ(2022.05.15)
- ルース・ラレードのスクリャービン(2022.05.10)
コメント