ワルトトイフェルのピアノ曲集
朝から雨の月曜日。
本日休みで午前中は床屋、その他雑用で買い物など。
土曜日に婿殿のご母堂が孫の顔を見に来ていた。
夕方には帰り自分は仕事が入ってしまい入れ違いとなってしまった。
婿殿はそのまま我が家泊。
日曜は一年前に出産した娘の同級生が子を連れて、その父親と一緒に遊びに来ていた。
父親すなわちおじいさんは自分の職場のかつての先輩で、学生時代は陸上競技のエースとして活躍していた。
定年前に退職して今は市内の中学校数校の陸上部のコーチをしている。
昨今の中学校の部活動の実情を伺った。
その中のひとつ、自分の出身中学の陸上部がこの3月で廃部になることを聞いた。
この中学の陸上部は自分が在学しているときに全国大会での優勝者を2年連続して輩出した有名な存在だった。
廃部は部員の減少よりも顧問に人を得なかったのが一番の理由とのこと、
今日はフランスのピアニストAlexandre Sorelの演奏でワルトトイフェルのピアノ曲を聴く。
仏Disques Du SolsticeのCDでワルトトイフェルのワルツ形式のピアノ曲を9曲収録。
・Manolo
・Souvenir De Biarritz
・Arc-En-Ciel
・Cadita (Polka-Mazurka)
・Rose Et Marguerites
・Nina
・Etude De Concert
・Mello
・Souviens-Toi
Alexandre Sorel(ピアノ)
Sorelはワルトトイフェルのピアノ曲を数多く録音している。
このCDは隣町のハードオフのジャンクものとして見つけて、1枚110円だったので軽い気持ちで購入。
おそらくこんな時でなければ購入しないCD.
曲はいずれもサロン風の軽いものでいろいろな同時代の作曲家のエコーが聞こえてくる。
Cadita (Polka-Mazurka)など、ショパンのマズルカのひとつと言われてもわからない。
それほど完成度は高い。
でもワルトトフェルならではの個性は感じられない。
以前ボスコフスキーの指揮するワルトトイフェル管弦楽曲集でも感じたことだけれど、当時流行の作曲家たちの作風を巧みに取り入れて同化していく要領の良さがワルトトイフェルの作品には感じられる。
これらのピアノ曲はいずれもオーケストラ曲のスケッチのような体裁。
何曲かはオーケストレーションされているのだろう。
YoutubeはSorelのピアノでワルトトイフェルのワルツ「ナイチンゲール」
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