ベルリンフィルのメンバーでロッシーニ
曇りのち午後から雨。
今日は久しぶりに沼津の南端戸田地区へ行っていた。
ここは深海魚漁とタカアシガニで有名な地区。
仕事の前に「魚清」で昼食。
漁港ならではの新鮮なネタでこれで1100円は安い。
昨晩は小ホールで沼響の練習。
喜古先生の指揮でチャイコフスキーの交響曲第1番「冬の日の幻想」そしてブラームスのハンガリー舞曲数曲にドヴォルザークのスラブ舞曲第10番。
最近、過去に演奏して慣れ親しんだ曲が吹いていて新鮮に感じられるようになっている。
ハンガリー舞曲などアンコールピールで数え切れないほど演奏しているのに、今回はホルンセクションの響きが4本ぴたりと決まって吹いていて実に気持ちが良い。
今までの演奏は一体何だったのだろう。
今日はロッシーニの曲をいくつか聴いてみた。
最初にベルリンフィルのいろいろなアンサンブル団体の演奏を集めたLPから
ホルンセクション+αのメンバーで「狩りのランデヴー」とチェロとコントラバスのための二重奏曲。
ソロはチェロがバウマン、コントラバスがシュトール。
・ファンファーレ《狩りの集い》 ニ長調
ベルリン・フィルハーモニー・ホルン・アンサンブル
[G.ザイフェルト、M.クリーア、K.ヴァレンドルフ、G.フリッシェ、N.ハウプトマン、D.フィッシャー、S.ヤツィルスキ、G.ケップ]
・チェロとコントラバスのための二重奏曲 ニ長調
ベルリン・フィルハーモニー・デュオ
[J.バウマン(チェロ)、K.シュトール(コントラバス)
「狩りのランデヴー」はホルン8本が左右4づつ分かれてガブリエリのような呼びかけの音楽になっている。
ベルリンフィルの猛者たちによる太く朗々と響くホルンの響き。
チェロとコントラバスの二人は沼津に来演したときに聴いている。
この時はフルートのグラフェナウアーを交えたアンサンブルだったと記憶している。
いずれもロッシーニが第一線を退いたのちの手すさび的な作品たち。
Youtubeはベルリンフィルホルンセクションによるチェレプニンの「狩り」
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