ラックスマンのフォノイコライザー・キットその後
本日快晴、遠くに見える真っ白な富士山が眩しいほど。
昨日土曜日は遠くに雷鳴、朝からまとまった雨。
関東以北ではかなり降ったようだ。
数日休暇を取って我が家にいた婿殿は仕事の関係で県内の勤務地へ帰っていった。
入れ替わるように家内の両親が曾孫の顔を見るために家に来た。
大分、湯布院CREEKSの「ジャズとようかん」を今年も取り寄せた。
新しく出たのは「ストロベリー・ショコラ」。
季節限定。
ラックスマンのフォノイコライザー・キットその後
購入した人はかなりいると思うけれどもネット上では広告ばかりで使用したリポートはあまり出ていない。
おそらく使ってみて戸惑っている人も多いのではなかろうか。
同じ盤を聴く場合でも、聴くたびにイコライザーカーヴを探る必要があるので面倒に感じる人もいるだろう。
このムック本の記事ではオペアンプを交換した場合のレポートがかなりの部分を占めていて暗にパーツの交換を推奨する内容になっている。
コストと性能向上との狭間で設計者の苦心した跡。
しばらく使ってみて、正直なところ音は値段以上だけれども製品としては発展途上。
明らかにNABやColumbiaカーヴと確定した盤をこのフォノイコライザーで聴きながらNABやColumbiaカーヴの音を探るのはかなり厄介だった。
実際それらしき音は出てきたけれども、そのポジションがNABやColumbiaカーヴにぴったり合ったと断言できる自信は自分にはない。
特に中音域はピタリと合う一点はないように思う。
カーヴの選択肢は限られるがEQカーヴをスィッチで選択できるMusicaや合研ラボの製品の方が使いやすいとはいえる。
だがこのフォノイコライザー。
調整がうまくいった時はなかなか魅力的な音を聴かせてくれる。
純正Western300Bの真空管アンプで鳴らす我が家の古いSpendorのスピーカーが気品のある美しい音で鳴ってくれる。
ラックスマンからはパーツを厳選して個別のカーヴ切り替えつまみとした改良版を発売して欲しいと思う。
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