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2021年4月18日 (日)

スペインのギター音楽に浸る

本日快晴、爽やかでひんやりとした風が吹く日曜日。

昨日は一日雨。

 

所用で静岡に行っていた。
帰りの時間はかなりの雨。

 

ワクチンの一般接種が始まった。
我が家のお年寄りはワクチン接種に消極的。

「ワクチン、検査薬、有効な治療薬の3点が揃って初めて感染症を抑え込むことができる」とはテレビで見た専門医の言葉。
第4波の到来が本格的になってきた。

今のところワクチン接種以外にコロナウイルスに対抗する有効な手段はない。

 

このところ我が家では孫中心の生活。

2ヶ月となり表情豊かになり良く笑うようになってきた。

この子が物心つく頃にはコロナ禍は収まっているだろうか。

 

孫も乗っていた静岡への車中では、比較的穏やかな曲を流していた。

片道90分弱の所用時間。

 

最初に古今東西のアヴェ・マリアを集めたCDをかけていた。


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ルネサンスからロマン派の作曲家までのさまざまなアヴェ・マリアを集めたもの。

1) J.S.バッハ/グノー: アヴェ・マリア
2) パレストリーナ: アヴェ・マリア
3) モーツァルト: アヴェ・ヴェルム・コルプス
4) アルカデルト: アヴェ・マリア
5) アレグリ: ミゼレーレ
6) リスト: アヴェ・マリア
7) J.S.バッハ/グノー: アヴェ・マリア
8) ブラームス: アヴェ・マリア
9) フォーレ: ピエ・イエズス
10) ジョスカン・デプレ: アヴェ・マリア
11) シューベルト: アヴェ・マリア

演奏は米良美一、ゲリー・カーほかによる。

 

ヒーリング系のCDで孫は気持ちよく眠ったけれども、運転していてこちらも眠くなりそう。

そこで途中からスペインのギター曲を集めたCDに切り替えた。

 

HMVが出していたCDでEMI系の録音を集めたもの。

 

ロドリーゴのアランフェス協奏曲ほかタレガやグラナドス、アルベニスら19世紀から20世紀にかけてのスペインの作曲家たちによるギター作品の数々

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1.アランフェス協奏曲   :ロドリーゴ
   アンヘル・ロメロ (ギター)
   アンドレ・プレヴィン(指揮)
   ロンドン交響楽団

 

2.パストラーレ      :ロドリーゴ
   エルネスト・ビテッティ(ギター)

 

3.アルハンブラ宮殿の思い出  :タレガ
   オスカー・ギリア(ギター)

 

4.エチュードブリランテ    :タレガ
5.タンゴ           :アルベニス
   アンヘル・ロメロ(ギター)

 

6.グラナダーセヴィリアーカディス :アルベニス
   ジュリアン・ビザンチン(ギター)

 

7.ゴヤの美女       :グラナドス
8.アンダルーサ      :グラナドス
   エリオット・フィスク(ギター)

 

9.Etudio sin luz      :セゴヴィア
10.イ長調のソナチネ   :トローバ
  エルンスト・ビテッティ(ギター)

 

演奏はスペインのギター一族として名高いロメロ一家のひとりアンヘル・ロメロの演奏を中心にその他4人の演奏。

ロメロのアランフェスの演奏は定評のある名盤。

粒立ちのはっきりした明快なソロ、ソロを損なわず自己主張するプレヴィンのサポートも良い。

 

この5人の中では鮮やかなテクニックと高度な音楽性でエリオット・フィスクが傑出。

 

 

車中では快適な気分に浸ったので今宵音楽部屋で聴き直した。

 

スペインのギター音楽を続けて聴いて、力の抜けたアンニュイな気分に浸る日曜の夜。

 

Youtubeはグラナドスの「アンダルーサ」、アンヘル・ロメロの兄、ペペ・ロメロの演奏

 

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