恩師宅へ、そしてフランクのヴァイオリンソナタ
5月も後半の月曜日。
本日休みで最近抜け毛が多くなったポコをトリミングに連れて行った。
ポコを預けてその足で床屋へ行って自分のトリミング。
いきつけの千円+αカット。
比較的混んでいて、長椅子に座って順番待ちしている間に声を突然掛けられた。
見上げると沼響で一緒にホルンを吹いているK君。
彼は中学高校の1級後輩、つきあいは長い。
待合の間に来年の定演のことなどをしばし雑談。
床屋を出たその足で隣町にある今月初めに逝った中学時代の恩師のお宅へお線香を上げに向かう。
先生は自分が中学3年の時のクラス担任で卒業後も定期的にお宅へ遊びにいったりしていた。
社会人になってもしばらくつきあいは続き、自分の結婚式でスピーチをいただいたりアドバイスや励ましをいただいていた。
最近は年賀状のやりとりだけになってしまっていた。
先生宅に向かうと最後に訪ねた時から20年以上経ち周囲がすっかり変わってしまった。
迷ってしまいネットで地図を検索して再訪問。
伺うと奥様が出迎えてくれ、名字を名乗ると突然フルネームで呼ばれた。
聞くと生前先生から自分の名が良く出てきて印象に残っていますとのこと。
祭壇の先生の遺影の前で奥様から先生の近況を伺っているうちに涙が出てきた。
先生、大変お世話になりました。ありがとうございました。・・・
帰宅途中の車中のカーステレオで流れてきたのはフランクのヴァイオリンソナタ。
あぁ、いい曲だな・・・
「ソニーミュージック」が通販用として発売していた「音楽大学」という名曲シリーズでブックオフで格安で購入した半端物CD4枚組。
4枚目は音楽評論家の黒田恭一、浅利公三両氏の対談を収録。
これを最近BGM感覚で車中で聞いている。
その中のフランス編。
演奏はアイザック・スターンのヴァイオリン。
Youtubeはフランクのヴァイオリンソナタ、カプソンのヴァイオリンとアルゲリッチのピアノ
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