ワルターのモーツァルト、聴き直し
地元ではその外観から象山と言われている家の近くの徳倉山。
象の肩から背中のあたりの上に見える白い点は月。
そして夕方のポコの散歩の時での雲の合間からの富士。
自分の周囲でワクチン接種の1回目が終わった人が増え始めた。
軽重はあれど多少の副反応は出るようだ。
来週、母の予約申し込みに挑戦の予定。
自分の接種はいつになるかわからない。
馴染みの音源聴きなおしはワルター。
ステレオ再録音のモーツァルトの交響曲2曲を聴く。
聴いたのは独CBSのLPセットものから、交響曲第39番と第41番「ジュピター」の2曲。
・交響曲第39番変ホ長調K.543
・交響曲第41番ハ長調K.551『ジュピター』
ブルーノ・ワルター(指揮)
コロンビア交響楽団
録音:1960年2月
米Columbia録音なので最初Columbiaカーヴの位置で聴き始めたもののどうも違う。
結局この2曲、同じ時期の録音なのにカーヴが微妙に異なるようだ。
第39番はAES,ジュピターはNABが心地よく聴けた。
以前聴いた印象よりも弦楽器と管楽器の音の分離が明瞭に感じられ、個別のマイクが拾った個々のパートがはっきりと聴きとれる
さらにフォノイコライザーの高音域の調整によって微妙に音の硬さが変わるようにも思う。。
長い間ワルターの演奏のイメージとして持っていた包み込むような暖かさと柔らかさとは異なる、硬派のモーツァルトがここでは鳴っていた。
「ジュピター」フィナーレ終結部でのワルター独自のホルンの加筆は実に雄大。
Youtubeはワルターの「ジュピター」からフィナーレ、ニューヨークフィルとの1956年録音とコロンビア響との1960年録音聴き比べ
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