デルヴォーのフランス音楽集
5月も後半、例年よりかなり早い到来だった梅雨が本格化。
今日は朝から激しい雨、風も強い。
通勤時に強風で傘が壊れてしまった。
庭の梅もかなり落ちた。
昨年は豊作の当たり年だったけれど、今年はその裏年で実った数は昨年の半数以下。
昨年死去した伯母の家を地元の町に寄付したとの従兄弟からの連絡あり。
伯母の家は広大な敷地に広い駐車場もあり本宅にはエレベーターも付いていた。
伯母の死の数年前に先立った伯父の遺言で伯母の死後に家を寄付することは既に決まっていた。
今後は地域の公民館として活用されるとのこと。
実業家にして篤志家だった伯父らしい人生の引き際だ。
昨晩は沼響の練習。
場所は文化センター大ホール。
曲は「オペラ座の怪人」「くるみ割り人形」から、サン・サーンスの交響詩「死の舞踏」
など。
ラックスマンのフォノイコライザーを導入してから聴き慣れたレコードを思いつくままに聴き直している。
今日は、沼響で練習しているサン・サーンスの「死の舞踏」を聞くためにフランスの指揮者デルヴォーのLPを取り出した。
・交響詩「魔法使いの弟子」
・狂詩曲「スペイン」
・牧神の午後への前奏曲 ・ボレロ
・交響詩「死の舞踏」 作品40
ピエール・デルヴォー(指揮)
コロンヌ管弦楽団
手持ちは東芝EMIが出していたLPで家庭名曲集セットものから。
いわゆる半端レコードでリサイクルショップに流れていたもの。
これと全く同じ内容で東芝の廉価盤セラフィムシリーズで出ていた。
今でも中古市場のジャンクコーナーあたりでブルーのジャケットのこのLPを見かけることがある。
フォノイコライザーの調整つまみはColumbiaカーヴを前提にセット。
そして聴きながらの微調整。
最適ポイントではエッジの立った明瞭な音の粒立ちと、それでいてこの時期のフランスオケ固有の色香のようなものも伝わってくる。
今までの印象がガラリと変わった。
デルヴォーのボレロはいくつかあるけれどもこれほど良い演奏とは思わなかった。
サン・サーンスも軽妙洒脱な名演だ。
Youtubeはデルヴォー指揮のデュカス、「ラ・ペリ」から
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