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2021年6月に作成された記事

2021年6月29日 (火)

村上春樹著「古くて素敵なクラシック・レコードたち」

朝は晴れていたのに途中から狐の嫁入り

夕方から雷の鳴る本格的な雨。

昨日ワクチンの2回目を接種した母が微熱。
腕も痛いようだ。

 

本日休みで午前中は最近楽譜の読み間違いが多くなってきたので眼鏡のレンズ交換のために眼鏡屋へ。

店で調べると前回レンズを購入したのは4年前とのこと。

今は遠近両用と中近両用の二つの眼鏡を使い分けている。

思い切って二つとも交換したら結構な出費となってしまった。

 

午後は先日手術した抜糸のために皮膚科医院へ。
生検の結果は2週間後だという。

 

夕方には箱根山麓でジャガイモを栽培している父方の祖母の実家から父の従兄弟がジャガイモを持ってきてくれた。


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祖母が我が家に嫁に来てから90年以上。
毎年この時期に箱根名産のジャガイモを持ってきてくれる。

 

村上春樹著「古くて素敵なクラシック・レコードたち」が届いた。

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自分は村上春樹の小説の熱心な読み手ではないけれど、氏の音楽関係のエッセイなどを読んで音楽ではなんとなく自分と波長が合うような気がして発売前から予約していた。

 

届いたアマゾンのパッケージを開いてびっくり。

本のサイズが変形正方形。

薄いプラスチックのケースに入っていて、これはLPジャケットのサイズをそのまま縮小したイメージと想像する。

 

ここで紹介されているのは全てアナログレコード。

いわゆる超メジャーな演奏家たちというわけではなく氏が個人的に好きな演奏の数々。

指揮者ではボールト、マルケヴィッチ、ベイヌム、フィエルシュタートなどなど。

 

パラパラとページをめくってみて、世間ではほとんど知られていないけれど、今まで自分が最高の名演と思っていた演奏が次々と出てきて思わず頰がほころぶ。

「運命」で紹介されているのはトスカニーニ(1938年)、エーリッヒ・クライバーにベーム&ベルリンフィル、そしてホルスト・シュタイン&ロンドンフィルにマルケヴィッチ。

シベリウスの交響曲第5番はブルームフィールド、トウクセンにエールリンク、そしてオーマンデイの1954年録音。

これ、ブルームフィールドはともかく他は自分の好みとぴたりと一致。

 

Youtubeはシベリウスの交響曲第5番、サラステの指揮

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2021年6月28日 (月)

本日の練習、沼響日曜練習はハロウィンの曲

6月最後の月曜日。
晴れのち曇り夕方から雨。

今日は母を2回目のワクチン接種に連れて行った。

1回目と比べると会場は混雑。

係の人たちが今回も親切だったのであまり負担は感じずに接種は終了。

母はやはり疲れたのか帰宅すると足がつったりしていた。

 

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昨日は沼響の練習だった。

ハロウィンの日🎃ファミリーコンサートへ向けての日曜練習。

場所は沼津市民文化センター大ホール。


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曲はムソルグスキーの交響詩「禿山の一夜」、サン・サーンスの「死の舞踏」ほか。

ミステリアスな曲が並ぶ。


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最近眼鏡の度が合わなくなり譜面が見づらくなってきた。

何度も読み間違えてしまった。

遠近両用のレンズだけれどちょうど譜面の位置が合わない。

 

今度眼鏡を変えてみよう。

 

Youtubeはシモノフ指揮モスクワフィルの「はげ山の一夜」(リムスキー=コルサコフ版)

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2021年6月26日 (土)

アンセルメのバレエ「プルチネッラ」

良く晴れた土曜日、ゆっくり天気は下り坂。

 

一昨日の沼津での聖火ランナー最終走者は沼津出身の金メダリスト岩崎恭子だった。

オリンピックに出場した時彼女は中学生。
当時出場が決まっても地元ではさほど話題にならなかったと記憶している。
それが突如としての金メダル。

 

確か競技があったのが早朝で、出勤前にテレビを点けたらあどけない顔の彼女のアップが出てきて仰天。
しばらく地元では大騒ぎだった。

 

今日は午後からお寺の役員会。

議事のあと新旧役員の紹介など。

 

役員のおひとりが亡くなって夕方はお通夜。

この方は亡父と幼なじみ、自分が父の後を次いで役員になったときにいろいろとお世話になった。

一週間前には元気な姿を見かけたけれど転倒し骨折、入院後に急変したとのこと。
享年90歳。

年上の知人が少しずついなくなっていく。

 

先日ヴァンデルノートの演奏で聴いたストラヴィンスキーの「プルチネルラ」を聴く。

手持ちはいろいろあれどLPで聴きたくなって初演者のアンセルメの全曲盤で聴いた。

キングレコードから出ていたLP。


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・バレエ音楽「プルチネッラ」
 
 マリリン・タイラー - Marilyn Tyler (ソプラノ)
 ボリス・カルメーリ - Boris Carmeli (バス)
 カルロ・フランツィーニ - Carlo Franzini (テノール)
 エルネスト・アンセルメ (指揮)
 スイスロマンド管弦楽団
 
   録音: November 1965, Victoria Hall, Geneva, Switzerland

 

ラックスマンのオントモフォノイコライザーでDECCAカーヴの位置。

 

アンセルメにはこの全曲盤に先立ち組曲の録音もある。

先日のヴァンデルノートの演奏と比べると、スイスロマンドのオケはフィルハーモニア菅によりアンサンブルの精度の点で聴き劣りはするけれど、練れた解釈と落ち着きのある演奏でアンセルメに百日の長があると感じた。

 

単に初演者ということでなく、楽譜の裏に隠れている何かを感じ取れるか否かで演奏の説得力が格段に違ってくることを痛感する。

録音も良く美しい響きで鳴っている。

Youtubeはストラヴィンスキーの「プルチネッラ」組曲版

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2021年6月24日 (木)

小澤征爾の世界国歌集

路上に向日葵。


もう夏がすぐそこまで。


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今年は空梅雨のようだ。

オリンピックまでもう一か月を切り本日沼津に聖火リレーが通過。

 

前回の東京オリンピックの時は、旧国道一号線沿いにある親戚の2階から聖火リレーを見た。

まだ小学校に上がる前だったけれど、ランナーの白シャツに映えたオレンジの聖火の炎の色合いは今でもはっきり思い出すことができる。

それだけ印象的だった。

 

今はコロナ禍の只中で東京は早くもリバウンドの気配。

感染力の強いデルタ株ウイルスも迫り不安が増す中での開催。

 

 

小澤征爾の世界国歌集を聴く。

 

1998年、長野県で開催された第18回冬季オリンピックのために録音されたCDで2019年に再発売されている。
自分はかなり前にブックオフで見つけた。

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・世界国歌集

 小澤征爾(指揮)
 新日本フィルハーモニー管弦楽団

  録音 1997年6月 すみだトリフォニーホール

世界67か国の国歌を収録。

 

この10年ほど前に岩城宏之がN響を振って同じようなアルバムを残しているが56か国。

カラヤンにもヨーロッパの国歌を集めたアルバムがあって、そちらには第9をカラヤン自身がアレンジしたヨーロッパ賛歌も収録されていた。

 

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この小澤征爾のアルバムは編曲総指揮池辺晉一郎。

元々誰でもが歌いやすいような国歌のオケ編曲なので、いろいろ聞いているうちにどれも同じように聞こえてくる。

 

アメリカやEU諸国など、そこそこ有名な国の曲はひねりを効かせたアレンジだけれど、無名?の国々の編曲はほとんどワンパターン化している。

 

聴いていて国歌の傾向には厳かで荘重なものと、とにかく元気な曲の二つのパターンがあるように思う。

 

演奏は曲が曲だけに譜面に忠実しっかり演奏。

特に印象に残った曲はないけれど、リヒテンシュタインの国歌がイギリスと同一であることを初めて知った。

編曲を変えてあるかと思いきや全く同じだった。

したがってこれだけ同じ録音の使いまわし。

 

録音から年月が経っているので別の曲に変わってしまった国もあるようだけれど、収録曲数が多いので資料価値はあるだろう。

そのくらいかな。

 

Youtubeはカラヤン指揮ベルリンフィルの「君が代」、1973年来日時の記録

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2021年6月22日 (火)

ヴァンデルノートのストラヴィンスキー

畑の夏野菜が採れ始めた。

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ナス、ピーマン、さやいんげんその他。

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トマトは収穫まであと少し。


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ニラと大葉は勝手に自生。

このところの高温多湿に時々の雨。

野菜は順調に育ち雑草も盛大に繁茂。

庭と畑の雑草駆除に追われる日々。

 

昨日は顔にできた出来物の切除のために市内の皮膚科で日帰り手術。

レーザー治療の手段もあったのだけれど生検をして欲しかったので手術を選択。

 

麻酔注射を顔面に打って(これが痛かった)施術は30分程度。
取った腫瘍部分は意外と大きかった。

経過は良好で本日ガーゼが取れた。

来週には糸が抜けるとのこと。

 

ベルギーの指揮者アンドレ・ヴァンデルノートのストラヴィンスキーを聴く。
タワーレコードヴィンテージコレクションのCDでEMI原盤。
1961年録音。


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・バレエ組曲「プルチネルラ」
・バレエ音楽「妖精の口づけ」

  アンドレ ヴァンデルノート 指揮
  フィルハーモニア管弦楽団

    録音  1961年1月、4月

 

ヴァンデルノートが最も輝いていた時期の録音。

この頃のヴァンデルノートはベルリンフィルとのいくつかの演奏やモーツァルトの交響曲の数々

この時期のヴァンデルノートの演奏には 明るく輝かしい未来が待ち受けているような、あふれでる才能が感じられたもの。

 

このストラヴィンスキーの爽やかな演奏を聴くと、90年代の悲惨な録音の数々とのあまりの落差に今更ながら愕然とする。

 

その後ヴァンデルノートに一体何が起きたのだろう?

 

youtubeはヴァンデルノートのモーツァルト、ハイドシェックのピアノによるピアノ協奏曲第23番

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2021年6月19日 (土)

スタインバーグの「ラプソディー・イン・ブルー」

朝から雨の土曜日。


夜になって冷えてきた。


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ご近所で見かけた青紫の美しい花。

この季節はブルーの花。

 

スタインバーグの「ラプソディー・イン・ブルー」を聴く。

米エヴェレスト原盤の日本コロンビアのLP.

70年代初めの千円盤ブームの火付け役となったダイアモンド1000シリーズナ中の1枚。


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・ラプソディ・イン・ブルー
・パリのアメリカ人

  ウイリアム・スタインバーグ(指揮)
  ピッツバーグ交響楽団
  ヘスス・マリア・サンロマ(ピアノ)

      録音:1959年

スタインバーグは70年代にピッツバーグ響との来日時にテレビで見たブラームスの交響曲第1番が大変な名演で、以来好きな指揮者。

これは35ミリマグネティックフィルムの録音ということで、音の優秀さが売りだけれど演奏も非常に良い。

 

2曲ともオケが派手に鳴りきったゴキゲンな演奏。

「ラプソディー・イン・ブルー」では各所でアドリヴを入れるプエルトリコのピアニスト、サンロマのピアノが秀逸だ。

曲の最後の派手なグリッサンドも強烈。

 

スタインバーグの指揮はオケを屈託なく豪快に鳴らしながらもアンサンブルはきちっと整然。

このハチャメチャな暴れぶりを聴くと、目が細くほとんど表情が見えない謹厳実直な顔つきのスタインバーグがどんな顔で演奏していたのだろうと想像してしまう。

録音も良く、通常あまり聞こえないバンジョーがよく聞こえた。

 

パリアメも強き60年代のアメリカを象徴するような向かうところ敵なしのノリノリの演奏。

EQカーヴはColumbia

実はスタインバーグはほぼ同時期に同じくアメリカのマイナーレーベルComandに「パリのアメリカ人」を録音している。


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最初同じ録音だと思っていたけれど、手持ちのCDを聴き比べてみたらどうも違う演奏のようだ。

Comand盤の方が多少響きが豊か。

 

Youtubeはスタインバーグのホルスト、「惑星」から水星。オケはボストン響

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2021年6月18日 (金)

ブリュッヘンのハイドン、「疾風怒濤期の交響曲」

毎日薄曇りの日が続く週末は雨の予報。

今日の昼食はオフィス近くの台湾料理店「萬品香」のランチメニューから担々麺。
小チャーハンとデザート、ドリンク付き。


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ふと天井を見上げるとカラフルな傘。


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月に1度くらいしか来ない店だけれど今まで気がつかなかった。

ここで働く若い娘さんのカタコトの日本語と明るい笑顔が印象的。

 

今週初めあたりから腰痛勃発

以前ぎっくり腰を2回ほどやっていて、以後重たいものを持ち上げるときは慎重になっている。

今回は特に心当たりはないのだが深い所で痛むのが気になる。

家の薬箱内をかき回して湿布薬を探し出す。

見たら使用期限2019年6月。

 

効くかどうかわからないが、やらないよりも良いだろう。

実際貼ってみたら湿布薬特有の皮膚への浸透感は全く感じられない。

やはりだめか・・・・

 

通勤途中の車中で聞いているのはブリュッヘン指揮のハイドン。

フィリップスへの録音で「疾風怒濤期の交響曲」と題されたCD5枚組。

初出は1999年、国内盤は高かったけれどブックオフで550円で購入。
このCDを通勤途中に黙々と聴いている。

 

主に40番、50番台の、1766年から1773年にかけて作曲された交響曲19曲を収録。
ハイドンの交響曲の番号は必ずしも作曲年代とは一致しない。


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・交響曲第47番ト長調
・交響曲第46番ロ長調
・交響曲第26番ニ短調『ラメンタチオーネ』
・交響曲第49番ヘ短調『受難』
・交響曲第50番ハ長調
・交響曲第43番変ホ長調『マーキュリー』
・交響曲第58番ヘ長調
・交響曲第59番イ長調『火事』
・交響曲第48番ハ長調『マリア・テレジア』
・交響曲第44番ホ短調『悲しみ』
・交響曲第42番ニ長調
・交響曲第51番変ロ長調
・交響曲第41番ハ長調
・交響曲第39番ト短調
・交響曲第35番変ロ長調
・交響曲第52番ハ短調
・交響曲第38番ハ長調
・交響曲第65番イ長調
・交響曲第45番嬰ヘ短調『告別』

 フランス・ブリュッヘン(指揮)
 エイジ・オブ・インライトゥメント管弦楽団
 
 録音 1994~'97年

 

ハイドンのこの時代の作品はノンキな曲想よりも激しく厳しい感情表現のあからさまな突出が特徴。
19曲のうち6曲が短調の曲だ。

ちなみに100曲を超えるハイドンの交響曲のうち短調の曲は11曲しかない。

 

ブリュッヘンのこの曲集の最後の曲には有名な「告別」を配置。

ほぼ同時期にトレヴァー・ピノックが全く同じ内容で録音している。

 

これらの交響曲は標題も悲劇的なものが多く、標題付きであっても馴染みの薄い曲が大部分。

それでも続けて聴いて各曲ともに独自の個性と変化があって面白い。

 

楽器編成もイングリッシュホルンが入っていたりして、ハイドンが研究と実験と試行錯誤を重ねながら交響曲を量産していったのがよくわかる。

そして全てが一定の水準以上の名曲なのがハイドンの凄さだ。

 

ホルン吹きとしてはどの曲も高い音が多くて大変そうだなぁというのが正直なところ。

第51番なんて、ほとんどホルン協奏曲の世界。

後期の交響曲に匹敵するような規模と長さの38番などもっと演奏されてもよい曲だ。

 

楽譜の細部が知りたくなって図書館からスコアを借りてみた。

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シンプルな譜面に隠された数多の工夫の数々。

スコア片手に何曲かを聴いてみよう。

 

Youtubeはブリュッヘンのハイドン、交響曲第64番

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2021年6月17日 (木)

本日の練習、ホルンアンサンブル

国会は不信任案は出たけれど何事もなかったかのように終了。
緊急事態宣言は解除されオリンピック開催へ強硬突破の気配。

「やむを得ない・今更中止にできない・やってみれば何とかなるだろう」

ほとんど博打のような太平洋戦争開戦意思決定時の、国家の中枢政治家と軍人たちの態度と酷似。

安心安全の掛け声の中でとにかくひたすらワクチン接種頼み。

 

木曜の夜はオーケストラ。

沼響の練習日だけれども今日のホール練習は弦楽器の分奏。

 

ホールに向かうと遠くから雷の音。
雲行きも怪しくなってきた。

来月に沼響内部でアンサンブル大会をやることになり、ホルンパートは文化センターリハーサル室でアンサンブルの曲決めのパート練習とした。

現在沼響ホルンパートは総勢6人で内1人は休団中。

集まった4人で久石譲の「ハウルの動く城」の音楽やメンデルスゾーン、フンパーディンクなどホルンアンサンブルの曲を次々と初見で合わせていく。

オケとは違ったアンサンブルの楽しみ。

 

遅れてもう一人が加わる。

 

彼は遠く十里木高原が住まいで、毎週木曜は勤務地の富士市からバイクを走らせやってくる。

富士市は猛烈な雨と雷だったとのこと。

 

結局いろいろやったけれど結論は次回へ。

簡単な曲は楽だけれど面白みに欠ける。

久石音楽はいろいろと仕掛けがあって面白いけれども、あと2回の合わせ練習ではきついかも。

 

帰宅後、カラヤンがフィルハーモニア管を振った「アルルの女」を聴く。
手持ちは英AngelのLP

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・『アルルの女』組曲第1番
・『アルルの女』組曲第2番
・『カルメン』組曲

 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
 フィルハーモニア管弦楽団
 
 録音:1958年1月14-16日
   ロンドン、キングズウェイ・ホール
 

軽く颯爽としたカラヤン壮年期のビゼー。


後のベルリンフィルとの再録音ほどの洗練された美しさはないけれど、キリリと引き締まったオケの響きに独特の魅力。

EQカーヴはRIAAで聴いた。

 

Youtubeはビゼーの「ファランド-ル」、マドリードのオケ。

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2021年6月15日 (火)

パイネマンのWDR録音集

曇り。上空に寒気が来ているためかさほど暑さは感じない。
夜から雨。

今日は休みで母を皮膚科に連れて行ったりしていた。
同じ皮膚科で来週自分はちょっとしたでき物を切除する手術予定。

 

先週金曜に、東京で小児科医を開業している高校の同級生からNHKから取材を受けたとの一報。

日曜19時のNHKニュースで取り上げられた乳幼児の感染症の流行について、彼の診察の様子とコメントが紹介されていた。

同級生の活躍ぶりを見るのは嬉しいもの。

 

ネットでオーダーしていた女流ヴァイオリニスト、パイネマンのWDR録音集のCDが届いた。

 

パイネマンでは以前名指揮者ペーター・マークの音源を集中的に集めた時にドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲が入手済。

その時は興味の対象がもっぱらペーター・マークの伴奏だったので、パイネマンのソロにはさほど注目していなかった。


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先日、いろいろと音楽上の最新情報を教えてくれる先輩の家に遊びに行ったときに、パイネマンのライヴCDのいくつかが目につき何枚かを借していただいた。

 

かつて沼響で取り上げたことのあるプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第1番から聴いたところ、これが非常に良くて結局同じCD2枚組をネットでオーダー。

この盤の伴奏指揮はセル、ヴァント、カイルベルトという重量級の面々

オケは全てケルン放送交響楽団


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・ヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.61:ベートーヴェン

      ジョージ・セル(指揮)
                録音:1964年6月11日(モノラル)

・ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 op.19  :プロコフィエフ
      ギュンター・ヴァント(指揮)
                録音:1975年10月10日(ステレオ)

・ヴァイオリン協奏曲ニ短調 op.47     :シベリウス

      ヨゼフ・カイルベルト(指揮)
                録音:1967年10月27日(ステレオ)

・ヴァイオリン協奏曲ホ短調 op.64     :メンデルスゾーン

      ヨゼフ・カイルベルト(指揮)
                録音:1960年5月6日(モノラル)

 

   エディト・パイネマン(ヴァイオリン)

             録音:ケルン放送ビスマルクザール(ライヴ)

 

ついでに同じくWDR音源のリサイタル集も。


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・ヴァイオリンソナタ第7番ハ短調 op.30-2  :ベートーヴェン
・ヴァイオリンソナタ第27番ト長調 K.379 :モーツアァルト
・ヴァイオリンソナタ第3番ト短調 D.408 :シューベルト*
・F.A.E.ソナタよりスケルツォ ハ短調    :ブラームス*
・ヴァイオリンソナタ第2番イ短調 Op12-2 :ベートーヴェン*
・幻想曲 ハ長調 D.934   :シューベルト**

  エディト・パイネマン(ヴァイオリン)
  ヘルムート・バース(ピアノ)
  イェルク・デムス(ピアノ)*
  ロバート・アレクサンダー・ボーンク(ピアノ)**

   録音:1967年10月4日、1966年6月24日*、1966年4月26日(*、
                1957年6月23日**

いずれもWEITBLICKから出ているCDでモノラル、ステレオ混在だが放送局音源のため録音状態は良い。

 

 

最近溜まりすぎたLP,CDを持て余し気味で音盤購入は極力控えているつもりが、未知の良い演奏に出会うと無条件に手を出してしまう。

 

Youtubeはパイネマンの弾くブラームス、ヴァイオリンソナタ

 

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2021年6月13日 (日)

竹松舞のロドリーゴ、「コンチェルト・セレナータ」

薄曇りの日曜日。湿度高し。

昨日は孫のお宮参りで三島大社へ。

娘夫婦と婿殿のご両親同伴。

いつもの週末ならば観光客や一般参拝客で混雑する大社の境内は空いていた。
駐車場には観光バスも見当たらず。

 

御祈祷は本殿ではなく新しい拝殿で窓を開け放って実施。


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本殿では結婚式。
そして式を終えたカップルとご親族が本殿前で撮影中だった。

コロナの影響はあるものの少しずつそして着実に日常生活が戻りつつあるようだ。

お宮参りを終えてそのまま近くのホテルで記念撮影とお食い初めを兼ねた会食。


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慌ただしかったけれども楽しい一日。

 

竹松舞のハープ演奏を聴く。


彼女は10代の頃に日本ハープコンクールジュニアに優勝、リリー・ラスキーヌハープコンクールジュニアへの入賞など華々しく活躍。

いくつかのCDは2万枚を超えるセールスを記録するも音大には進まず医学部へ進学。

最後のアルバムが発売されたのが2003年。

今日は竹松舞のロドリーゴを聴く
DENONから出ていたCD


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・コンチェルト・セレナータ  :ロドリーゴ
・ハープ協奏曲        :ピエルネ

 竹松舞(ハープ)
 飯森範親(指揮)
 日本フィルハーモニー交響楽団

    録音  2001年8月8-10日

 

ロドリーゴの曲は始めて聴く。

スペインの名ハーピスト、サバレタに触発されて作曲された曲らしい。

アランフェス協奏曲にも通じるエキゾティックで南国的なティストの香る聴きやすい曲。

 

このCDは竹松舞がまだ医学生だったころの録音。

 

2曲とも清楚でいて華のある演奏。

若々しい清潔感の中に純粋な音楽への楽しみのようなものが感じられるのが良い。

 

特にロドリーゴの軽く浮遊感のある曲と演奏は無条件に楽しめるもの。

録音も非常に良い。

 

竹嶋舞は現在ニューヨークで救急救命医として活躍中。

昨年コロナ関連のニュースでは、ニューヨーク在住の日本人医師として竹松舞のコメントが紹介されていた。

 

Youtubeはロドリーゴのコンチェルト・セレナータ

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2021年6月10日 (木)

ロヴィツキのショスタコーヴィチ

梅雨が終わり夏の到来を思わせる日々。
今週早くも金曜日。

今は週の実働時間が短いので家のことがよくできる。

 

今日は早朝覚醒したので出勤前に畑の水遣り。

ピーマンは収穫開始、トマトも緑色の実を付け始めた。

そろそろハクビシン対策をしないと。

一昨年は熟すのを待っていたら良いところを全部食べられてしまった。

 

引き続きヴィットルド・ロヴィツキのロシアものを聴く。

レコード棚から取りだしたのはショスタコーヴィチ。

 

手兵ワルシャワフィルを振った交響曲第5番。


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交響曲 第5番 ニ短調 作品47  :ショスタコーヴィチ

 ヴィトルド・ロヴィツキ(指揮)
 ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団

     録音 1958年9月、10月 ワルシャワ

 

こちらはグラモフォンへの録音で手持ちはヘリオドールの廉価盤LP。
フィリップスへのロンドン響との再録音もある。

 

この演奏は20年ほど前の沼響の定演で演奏したときに、沼響のHPで聴き比べで紹介している。

 

以前聞いた時には録音の貧弱さが非常に気になったが、今回ラックスマンのフォノイコライザーでいろいろといじってみたら音が一変。


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恐ろしく固くデッドな響きはそのままだが楽器の位置と音の色が明瞭になってきた。

 

重量級でストイックな名演。

それでいて落ち着きと清逸さも感じられる。

 

コントラバスが右から聞こえるけれどもチェロは左から鳴っている。

ヴァイオリンも対向配置のようだ。

 

Youtubeはロヴィツキ指揮ワルシャワフィルのショスタコーヴィチ、交響曲第5番第1楽章から

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2021年6月 9日 (水)

ロヴィツキの「ガイーヌ」と「火の鳥」

本日快晴、気温は高く本日の最高気温は31度。

空も青い。


いたるところでアジサイが咲いている。


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6月は青の季節。

月曜日に母を連れて第1回目のコロナワクチンの接種に行ってきた。

会場は「キラメッセぬまづ」

 

早く会場に着いても中に入れないということを事前に聞いていたので、予約時間ぎりぎりに会場に到着。

着くと会場外の野外に次の時間帯の人たちの長い列ができていた。

 

予約時間ぴったりだったのですんなり入場、スタッフの数が多くて皆親切に応対してくれた。


待ち時間もさほどなく接種後の待機時間を含めて会場を出るまで40分ほど。

 

火曜日も休みで夕方にはサツマイモを植えるためのマルチシートを畑に敷いたりしていた。

一息ついて自宅で休んでいると。

大学時代の同級生から電話がかかってきた。

彼は同学部同学科だけれど、在学中さほどつきあいがあったわけでなく卒業後は全く接点がなかった。

ちょっと驚きながら応対しているうちに学生時代の彼の顔が浮かんできた。

近況そして同級生の消息など、とりとめのない話の中に何人かの同級生が故人となっていたことを始めて知った。

 

先日ゴルシュマンの「ガイーヌ」を聴いて、今回はポーランドの名指揮者ロヴィツキの演奏を聴いてみた。


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・組曲「ガイーヌ」   :ハチャトウリアン
・組曲「火の鳥」    :ストラヴィンスキー
 
 ヴィットルド・ロヴィツキ(指揮)
 ハーグレジデンティ管弦楽団

 

ロヴィツキの演奏で外れはほとんどない。

少なからずの録音を残しているけれど今ほとんどフランソワやアルゲリッチの伴奏録音に名を残している程度かもしれない。

この2曲の手持ちは国内盤のフィリップス録音。

 

「ガイーヌ」は独特の配列の演奏。

・バラの乙女たちの踊り
・アイシュの目覚めと踊り
・レスギンカ
・子守歌
・剣の舞
・パ・ド・ドウ
・ゴパーク
      の順

 

最初の2曲の鄙びた中にも上品な趣「レスギンカ」でのひた押しに押してくる迫力も印象的。

 

ストラヴィンスキーもよく歌う演奏で「魔王カッチェイの踊り」の強烈なまでの迫力。

ミステリアスな味わいの「子守唄」。

フィナーレに入る前でテンポを独特のフレージングで落としつつ、音の階層を着実に積み上げながら感動的に盛り上がる手際。

 

やはり名指揮者だと思う。

録音も驚くほど鮮明。

 

Youtubeはロヴィツキの「火の鳥」から子守歌.

この音源はモノラルだけれどLPは優秀なステレオ録音です。EQカーヴはAES

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2021年6月 6日 (日)

ゴルシュマンの「ガイーヌ」と「道化師」

金曜から一日おいて今日も雨。

朝、雨の合間にポコとの散歩。


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雲の中から一瞬の富士山。

県内他市に住む娘と孫がやってきて皆で家内の実家へ行っていた。

 

ウラディミール・ゴルシュマンのロシアもの。
ハチャトリアンとカバレフスキーを聴く。

手持ちは米ヴァンガードのLPと国内盤LP.


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・バレー音楽「ガイーヌ」  :ハチャトウリアン
・組曲「道化師」      :カバレフスキー

 ウラディミール・ゴルシュマン(指揮)
 ウィーン国立歌劇場管弦楽団

 

ゴルシュマンは1893年にパリで生まれたロシア系。
若いころはロシア・バレエ団の指揮者としてラヴェル邸に出入りし、ドビュッシーとも親交のあった指揮者だ。

ゴルシュマンは、晩年の米ヴァンガードへの通俗名曲を中心とした一連の録音がかつてキングレコードから1000円のLPで出たりしたので、その実力が正当に評価されるままCD時代になり忘れ去られてしまった。

 

この録音は晩年のヴァンガードへの一連の録音の1枚。
「ガイーヌ」は7曲を収録。

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オケはウィーンフィルの母体となっているシュターツオパーではなく、おそらくフォルクスオパーのオケ。

オケを知り尽くしたゴルシュマンの棒でさほど非力さは感じられない。

 

軽妙で洒落たハチャトウリアン

ロシア的な土臭さと対極にあるフランス風の上品な演奏だ。

「子守唄」など青春時代の懐かしさとほろ苦さを回顧するような、枯れてひなびた雰囲気もあって良い味。

EQカーヴはColumbiaカーヴ。

 

Youtubeはシモノフ指揮モスクワフィルの「ガイーヌ」からレスギンカ

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2021年6月 4日 (金)

本日の練習、サン・サーンス、交響詩「死の舞踏」終結部の3番ホルン

朝から雨の金曜日。

前線の通過で午後から大雨。

昨晩はオケの練習、文化センター小ホールで本番を振っていただく松川先生の指揮。
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曲は「オペラ座の怪人」組曲、サンサーンスの交響詩「死の舞踏」そのほか。


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この「オペラ座の怪人」の譜面のアレンジャーはどうやら吹奏楽を多く手がけている人らしい。

との先生のつぶやき。

 

確かにやたらと管楽器を重ねているのが前から気にはなっていた。

響きは豊かになるけれど透明感や音色が大味になるのは避けられない。

 

練習が終わり楽器を片付けているうちに、メンバー数人で「死の舞踏」の終結部のホルンの扱いが話題になった。

ここはホルン4本で音を伸ばしている中で3番ホルンだけがゲシュトップ指定。


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様々な演奏録音で聴いていて、その部分はオーボエによる朝を告げるニワトリの声に続くヴァイオリンソロの方に注意が向いてしまい、下でひたすら音を伸ばすホルンの音に注意を払う人はほとんどいないだろう。


いるとすれば実際に演奏したことがあるホルン吹きくらいか・・・・・

 

結局、この3番ホルンの扱いは踊る骸骨たちが立ち去るまさにその瞬間を、サン・サーンスが目立たぬような仕掛けとして表現したのではないかという皆の結論になった。

 

聴き慣れた名曲にこのような深い仕掛けが隠されていたとは。

何かと軽く見られがちなサン・サーンスだけれど、実際演奏してみると普通は気が付かないような秘密や遊びがいっぱい隠れている。

そういえば2年前の定演で取り上げたサン・サーンスの交響曲第3番「オルガンつき」にもいろいろな仕掛けあって演奏していて実に楽しかった。

 

今年はサン・サーンス没後100年の記念の年。

コロナ禍がなければ再評価が進んだかもしれない。

Youtubeはクサヴィエ・ロト指揮ケルン・ギュルツニヒ管の「死の舞踏」。
さすがにこの演奏では3番ホルンのゲシュトップをことさら強調しています。

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2021年6月 2日 (水)

パウムガルトナーのハイドン、「軍隊」と「太鼓連打」

ここしばらく晴れた日が続く。今日も暑い。
金曜は大雨の予報。

何かしらの花粉が飛んでいるようで花粉症特有のクシャミと鼻水。

 

毎日曜日に休日を返上して、コロナワクチン接種の手伝いに出ている東京で小児科を開業している高校同級生からのたより。

彼がこの日曜の朝にいつものようにワクチン接種の打ち合わせをしていたら、会場に新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長が自身の接種のため来場されて、ねぎらいの言葉をかけられたとのこと。

友人はてっきり先生が医療従事者枠でとっくに接種を済ませていたと思っていた。

 

尾身先生が一般の人々と同じように接種を受けて、医療従事者にねぎらいの言葉をかけられたことを伝え聞いて感動しました。

本日のニュースで尾身先生ご自身がこのような状況でのオリンピック開催に疑問を出されていた。

これはもう、よほどのことだと思う。

 

毎日激務のことと思いますご自愛下さい。

 

パウムガルトナーのハイドンも聴いた。
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「軍隊」と「太鼓連打」のカプリング。

 

・交響曲第100番ニ長調『軍隊』
・交響曲第103番変ホ長調『太鼓連打』
 
  ベルンハルト・パウムガルトナー(指揮)
  ザルツブルク・モーツァルテウム・カメラータ・アカデミカ
 
    録音:1960年4月、ザルツブルク

 

これがモーツァルト以上の名演。
格調高く古典的な佇まいの素晴らしいハイドン。

 

Youtubeはパウムガルトナーのハイドン「軍隊」

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2021年6月 1日 (火)

パウムガルトナーのモーツァルト

今日から6月。

気温も高く本日の最高気温28度。

一時帰省していた娘と孫が今日帰って行った。

祭のあとのような喪失感。

 

今日はベルンハルト・パウムガルトナーのモーツァルトを聴く。

パウムガルトナーはモーツァルトの権威とも言われ指揮はブルーノ・ワルターの弟子。

教え子にはカラヤンがいる。

 

長らくザルツブルク・モーツァルテウム音楽院の院長を務め、来日もしていて東京交響楽団も振っている。

来日時のリハーサルのレポートをどこかで読んだ記憶があるけれども思い出せない。

 

以前このブログでも紹介したけれども今日はシンフォニーをまとめて聴いた。


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・交響曲第35番「ハフナー」
・交響曲第41番「ジュピター」

・交響曲第36番「リンツ」
・交響曲第38番「プラハ」

 ベルンハルト・パウムガルトナー(指揮)
 ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院管弦楽団

 

・交響曲第40番 ト短調
 
 ベルンハルト・パウムガルトナー(指揮)
 ザルツブルク・カメラータアカデミカ

 

いわゆるニックネーム付きの4曲は独オイロディスク原盤の70年代日本コロンビアから出た廉価盤、ヒストリカル・レコーディングシリーズのLP。この4曲はCDでも出ていた。(今は廃盤)

40番はACANTAから出ていたLP.
オケの表記は異なるが同じ団体だ。

 

古風でロマンティック、いわゆるモダン楽器の典型的なモーツァルト演奏。
リピートは全て有り。

 

「ハフナー」では序奏はかなりゆっくり次第に加速

「プラハ」ではなお一層序奏で悲劇的な気配が濃厚。

アクセント協調型の今の耳からするとかなり個性的な演奏だ。
主部に入っても遅いテンポでそのためかいろいろな音が聞こえてくる。

 

「リンツ」では悲しみの中に強い意志。


「ジュピター」フィナーレの加筆は師ワルター譲りだろうか、他にも多少加筆はあるようだ。
「リンツ」で顕著で怒濤のフィナーレでは「ジュピター」と同様のホルンの加筆 あり

 

ト短調はクラリネットなしのオーボエ版を使用。

40番以外は録音が極めて鮮明。

EQカーヴはAES。

 

Youtubeはパウムガルトナーの指揮でモーツァルトの交響曲第33番。1967年ザルツブルク音楽祭の記録

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