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2021年6月 4日 (金)

本日の練習、サン・サーンス、交響詩「死の舞踏」終結部の3番ホルン

朝から雨の金曜日。

前線の通過で午後から大雨。

昨晩はオケの練習、文化センター小ホールで本番を振っていただく松川先生の指揮。
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曲は「オペラ座の怪人」組曲、サンサーンスの交響詩「死の舞踏」そのほか。


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この「オペラ座の怪人」の譜面のアレンジャーはどうやら吹奏楽を多く手がけている人らしい。

との先生のつぶやき。

 

確かにやたらと管楽器を重ねているのが前から気にはなっていた。

響きは豊かになるけれど透明感や音色が大味になるのは避けられない。

 

練習が終わり楽器を片付けているうちに、メンバー数人で「死の舞踏」の終結部のホルンの扱いが話題になった。

ここはホルン4本で音を伸ばしている中で3番ホルンだけがゲシュトップ指定。


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様々な演奏録音で聴いていて、その部分はオーボエによる朝を告げるニワトリの声に続くヴァイオリンソロの方に注意が向いてしまい、下でひたすら音を伸ばすホルンの音に注意を払う人はほとんどいないだろう。


いるとすれば実際に演奏したことがあるホルン吹きくらいか・・・・・

 

結局、この3番ホルンの扱いは踊る骸骨たちが立ち去るまさにその瞬間を、サン・サーンスが目立たぬような仕掛けとして表現したのではないかという皆の結論になった。

 

聴き慣れた名曲にこのような深い仕掛けが隠されていたとは。

何かと軽く見られがちなサン・サーンスだけれど、実際演奏してみると普通は気が付かないような秘密や遊びがいっぱい隠れている。

そういえば2年前の定演で取り上げたサン・サーンスの交響曲第3番「オルガンつき」にもいろいろな仕掛けあって演奏していて実に楽しかった。

 

今年はサン・サーンス没後100年の記念の年。

コロナ禍がなければ再評価が進んだかもしれない。

Youtubeはクサヴィエ・ロト指揮ケルン・ギュルツニヒ管の「死の舞踏」。
さすがにこの演奏では3番ホルンのゲシュトップをことさら強調しています。

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