村上春樹著「古くて素敵なクラシック・レコードたち」
朝は晴れていたのに途中から狐の嫁入り。
夕方から雷の鳴る本格的な雨。
昨日ワクチンの2回目を接種した母が微熱。
腕も痛いようだ。
本日休みで午前中は最近楽譜の読み間違いが多くなってきたので眼鏡のレンズ交換のために眼鏡屋へ。
店で調べると前回レンズを購入したのは4年前とのこと。
今は遠近両用と中近両用の二つの眼鏡を使い分けている。
思い切って二つとも交換したら結構な出費となってしまった。
午後は先日手術した抜糸のために皮膚科医院へ。
生検の結果は2週間後だという。
夕方には箱根山麓でジャガイモを栽培している父方の祖母の実家から父の従兄弟がジャガイモを持ってきてくれた。
祖母が我が家に嫁に来てから90年以上。
毎年この時期に箱根名産のジャガイモを持ってきてくれる。
村上春樹著「古くて素敵なクラシック・レコードたち」が届いた。
自分は村上春樹の小説の熱心な読み手ではないけれど、氏の音楽関係のエッセイなどを読んで音楽ではなんとなく自分と波長が合うような気がして発売前から予約していた。
届いたアマゾンのパッケージを開いてびっくり。
本のサイズが変形正方形。
薄いプラスチックのケースに入っていて、これはLPジャケットのサイズをそのまま縮小したイメージと想像する。
ここで紹介されているのは全てアナログレコード。
いわゆる超メジャーな演奏家たちというわけではなく氏が個人的に好きな演奏の数々。
指揮者ではボールト、マルケヴィッチ、ベイヌム、フィエルシュタートなどなど。
パラパラとページをめくってみて、世間ではほとんど知られていないけれど、今まで自分が最高の名演と思っていた演奏が次々と出てきて思わず頰がほころぶ。
「運命」で紹介されているのはトスカニーニ(1938年)、エーリッヒ・クライバーにベーム&ベルリンフィル、そしてホルスト・シュタイン&ロンドンフィルにマルケヴィッチ。
シベリウスの交響曲第5番はブルームフィールド、トウクセンにエールリンク、そしてオーマンデイの1954年録音。
これ、ブルームフィールドはともかく他は自分の好みとぴたりと一致。
Youtubeはシベリウスの交響曲第5番、サラステの指揮
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