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2021年7月10日 (土)

吉松隆、カムイ・チカプ交響曲(交響曲第1番)

久しぶりの蒼い空。


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朝、家の近くの牛臥山公園に行ってみた。


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静かな奥駿河湾の風景。


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そして沼津出身の原田眞人監督が井上靖の自伝的小説「我が母の記」を映画化したときに、主演の役所広司が樹木希林を背負った場面のロケ地となった牛臥山の場所。

二人とも母校の先輩。


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昨日から県内他市に住む娘が孫を連れてやってきている。

家の中がぱっと明るくなった。

 

一週間前からの腰痛は病院に行ってよくならないので家の近くの鍼灸院に通っている。
西洋医学に続いて今度は東洋医学。

初日の針に続いて今日はお灸。

 

お灸をすえられながらヨーロッパアルプスで発見された5000年前の氷漬けの人アイスマンの入れ墨の場所が、いわゆる鍼灸のツボと一致していたことなどを考えていた。

 

実際効果のほどはよくわからないけれど、なんとなく痛みは和らいできた。

これが鍼灸の効果か、それとも時間の経過で自然治癒となったのかは微妙なところ。

 

 

吉松隆の交響曲を聴く。

 

Chandosから出ている吉松隆作品集4からカムイ・チカプ交響曲

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・交響曲第1番(カムイ・チカプ交響曲/ Kamui-Chikap Symphony(symphony no.1)
・鳥と虹によせる雅歌 / Ode to Birds and Rainbow

  藤岡幸夫指揮
  BBCフィルハーモニー
             録音:1999年

吉松隆の6曲の交響曲のうち最初の曲。

 

タイトルの〈カムイ・チカプ〉はアイヌ語で〈神(カムイ)の鳥(チカプ)を意味するという。
編成は3管、ホルン6本にシンセサイザーを含む大編成。

 

作曲者本人が自らのサイトにこの曲について詳細な解説を書いている。

最初これを読まずにまっさらの状態で聞いた。

曲は全5楽章で作曲者自身の表題が記されている。

 第1楽章.GROUND 発生し増殖してゆく歪(いびつ)なるもの。
 第2楽章.WATER 古風なる夢を紡ぐ優しきもの。
 第3楽章.FIRE 破壊しながら疾走する凶暴なるもの。
 第4楽章.AIR 死せるものたちを思う静かなるもの。
 第5楽章.RAINBOW 虹と光を空に広げる聖なるもの。

 

第一楽章から吉松隆作品特有の鳥のさえずりが聞こえてくる。

この楽章は作曲者が17歳の時の曲だという。


そして印象派風の美しさ漂う第2楽章。


ストラヴィンスキーの「春の祭典」を想起させるバーバーリスティックな第3楽章など。

 

先入観が無くとも作曲者が標題に書いてあるとおりの世界が自然に頭に浮かんでくる。

そしてシベリウスの影響も。

 

全編わかりやすく吉松隆独特の自然と宇宙、そして澄んだ叙情漂う良い曲だと思う。

 

「鳥と虹によせる雅歌」は作曲者の妹さんが亡くなられた直後時に作曲。

美しい曲だ。

 

演奏録音ともに良く曲を知る分には何ら不満はない。

 

Youtubeは「朱鷺に寄せる哀歌」

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