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2021年8月30日 (月)

ベートーヴェンの付随音楽「アテネの廃墟」のことなど

今日も暑い。

ポコは今日も元気です。

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本日休みで畑の草を草刈り機で刈っていた。

ところが草刈り機がトマトにかぶせていた害獣よけの網に絡んで途中で使えなくなってしまった。

絡みを取るのに30分以上。

疲れたし暑い。

草を刈っていて畑の隅からジャガイモが出てきた。

親戚から毎年いただいているジャガイモから、種芋として古くなった数個の芋を植えていたもの。


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雑草の中から掘り出すと大小10個あまりのジャガイモ。

 

ベートーヴェンの劇付随音楽2曲を聴く。

ペシュト市(ブタペシュト)に建設されたドイツ劇場の杮落しのためにベートーヴェンが書いた祝祭劇のための音楽「シュテファン王」と「アテネの廃墟」全曲。

両曲とも今では全曲上演されることは稀。

モーツァルトの同名曲と並ぶ有名なトルコ行進曲は「アテネの廃墟」の中の曲だが、他の曲ではベートーヴェン序曲集といったアルバムに序曲がときおり収録される程度。

手持ちはハンガリーフンガロトンのLPで、まさにこの2曲の舞台とゆかりが深いハンガリーのメンバーによるもの。

ちなみにブタペストフィルはハンガリー国立歌劇場管のコンサート時の名称だ。


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・付随音楽「シュテファン王」
・付随音楽「アテネの廃墟」

 ゲーザ・オーベルフランク(指揮)
 ブタペストフィルハモニー管弦楽団
 ハンガリー放送合唱団
 マルギット・ラーズロー(ソプラノ)
 シャンドル・ナジ(バリトン)


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2管編成にコントラファゴットとピッコロとトロンボーンが加わるほぼ「運命」と同じ編成で、しっかりとした低音に支えられた重厚さの中にも祝祭的な華やかな2曲。

オーベルフランクは、ベルリンコミュッシュオパーの首席指揮者の後ハンガリー国立歌劇場の指揮者となった人。
主にオペラ畑で活動していた指揮者のようだ。

両曲ともに力のある合唱とオケによる柔らかな響きの美しい演奏 で、ハンガリーのオケ特有のしなやかで渋い弦楽器の響きが印象深い。

「アテネの廃墟」での合唱の伴奏パートは管楽器中心。

これは上演時のハンガリーのオケの編成上の特徴だったのだろうか。

 

「アテネの廃墟」での終曲のホルン合奏が美しく有名な「トルコ行進曲」 もシンフォニックで立派な演奏だ。

合唱は極めて優秀。トルコ行進曲に次いで演奏されることの多い「回教僧侶の合唱」も良い。

 

作品に対する節度のある愛情が演奏者に感じられ、実際以上に作品が立派に聞こえてくる好アルバム。歴史的に関係のあるこの2曲を収めたハンガリーの演奏家による盤は意外とないだけに稀少。

 

「 シュテファン王」は「アテネの廃墟」に比べると音楽の充実度が劣り、続けて聴くと前座のような趣。

 

Youtubeは「アテネの廃墟」からトルコ行進曲

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