7月音盤購入の備忘録・・・ブックオフのセールで大人買い
日本全体を覆うほどの巨大な雨雲。
昨日からいつどこでも大きな災害となっても不思議でないほどの広範囲の大雨。
本日終日雨で一時は土砂災害警戒情報が出るほど。
この状態が週の半ばまで続くという。
こんな日なので外出は母を連れて近くのスーパーへ買い物に行った程度。
ほとんど孫の世話で一日が終わった。
ちょっと調子に乗って腰痛再発の気配。
7月音盤購入の備忘録。
・・・・・・・・・・・・
先月半ばに鍼灸院の帰りに函南のブックオフに寄ってみた。
するとCDコーナーに1000円以下CD5点以上で50%offの表示!
思わず腰がシャキッと伸びて痛みを忘れる。
完全にハイになって、いつものように500円以下棚をブラウズしながらとりあえず目に止まったものを籠に放り込んでいく。
次いでレギュラーコーナーに移り1000円以下のものをセレクト。
ワンクール終わったところで籠の中を見る。
たぶんダブリ買いと思われるものを取り除いてみてもだいぶ残っている。
一枚一枚見ているうちに先日HMVに不要となったCDを売りに出したときに、査定額1円若しくは値が付かなかったCDがかなりあったことを思い出した。
次第に冷静になっていく自分。
このセールはこの店舗だけではなく他の店舗でも実施しているらしい。
ということはブックオフ全体が大規模なCDの在庫減らしを始めている。
CDの将来に対してもう見切りをつけたということだろう。
もともとブックオフはCDの値付けが高かった。
いつもはブックオフに行くと書籍コーナー以外はほとんど500円以下コーナーばかり見ている。
レギュラー価格コーナーでは時々セットものがかなり安く出る時があるけれども、その時くらいしか手を出していない。
そんなことを考えながらも手が止まらない自分。
ネットのおかげで、今やYoutubeやNMLで未知の作品や演奏家を簡単に聴ける世の中になった。
でもネットを通じて聴く場合はなんとなく軽く聞き流してしまうような気がして、自分はLPやCDのフォーマットで聴きたいと思う。
その結果がこれ。
・「おもちゃ箱」「遊戯」ほか :ドビュッシー
マイケル・ティルソン・トーマス(指揮)
ロンドン交響楽団
・シンフォニア集 :J.C.バッハ
クリストファー・ホグウッド(指揮)
エンシェント室内管弦楽団
・「アメリカン ヴィジョンズ」
ミシシッピー組曲 :グローフェほか
ロックハート(指揮)
ボストンポップス管
・教会ソナタ全集 :モーツァルト (2枚組)
ハーフォード&トロッター(オルガン)
・フランス・フルート曲集 :プーランク、ジョリベほか
工藤重典(フルート)
藤井一興(ピアノ)
・トランペット・チューン :パーセルほか
ジョン・ウイルブラハム(トランペット)
カマラータ(指揮)
・カンタータ「アレキサンダーネフスキー」 :プロコフィエフ
クルト・マズア(指揮)
ライプチィヒゲヴァントハウス管
松尾葉子(指揮)
東京交響楽団
鮫島由美子(ソプラノ)ほか
・「ぐるりよざ」伊藤康英作品集
木村吉宏(指揮)
・幻想曲 バッハほか
小菅優(ピアノ)
フランスのヴァイオリニストカントロフを3枚
今年没後150年のサン・サーンスで
・ヴァイオリンソナタ第1番、第2番 :サンサーンス
ジャック・カントロフ(ヴァイオリン)
ルヴィェ(ピアノ)
フランスヴァイオリンソナタ集として
・ヴァイオリンソンナタ :ルクーほか
そしてバルトークそのほかの小品集
・ルーマニア民族舞曲 :バルトーク ほか小品
ジャック・カントロフ(ヴァイオリン)
ルヴィェ(ピアノ)
・チェンバロ曲集 :ラモー
ケネス・ギルバート(チェンバロ)
TharaのCDでハスキル
・コラール前奏曲 :バッハほか
クララ・ハスキル(ピアノ)
・ヴェーゼンドルク歌曲集 :ワーグナーほか
藤村実穂子(メゾソプラノ)
ヴィニョーレス(ピアノ)
・無伴奏ヴァイオリンソナタ全集 :イザイ
フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
・我が祖国 全曲 :スメタナ
ロジャー・ノリントン(指揮)
ロンドン・クラシカル・プレーヤーズ
・皇帝円舞曲~知られざるシェーンベルク[編曲作品集]
レーガー:ロマンティック組曲
J.シュトラウスII世:皇帝円舞曲/南国のばら ほか
ケント・ナガノ(指揮)
リヨン歌劇場
・ピアノ協奏曲全集 :プロコフィエフ(2枚組)
アシュケナージ(ピアノ)
プレヴィン(指揮)
ロンドン交響楽団
・フロリダ組曲ほか ディーリアス (2枚組)
トーマス・ビーチャム
ロイヤルフィル
など。
フランスのヴァイオリニスト、カントロフが3枚と今回は比較的プロコフィエフが多い。
ハスキルはライヴでの小品を集めたThara盤。
ケント・ナガノのレーガーは他にシェーンベルクが作曲の教材として集めた編曲を数曲収録。
小菅優、藤村実穂子は日本の実力者として代表的な盤。
藤村は他にマーラー、R.シュトラウスを収録。
ロックハートは近代アメリカの珍しい小曲集を集めている。
イギリスの名トランペット奏者ウルブラハムのソロの録音は意外と見かけない、
「メリー・ウイドウ」はかつて沼響がゲストで共演したことのある鮫島さんの主演。
脇役にデビューしたばかりの塩田美奈子と錦織健の名が見える。
中の写真を見ると二人とも若い。
アシュケナージのプロコフィエフとビーチャムは一部LPで架蔵済みであるものの2枚組510円実際はその半額の260円の安さに釣られたもの。
全22点、一点当たり200円ちょっと。
沼津のほか近隣市町の自分の生活圏にはブックオフが5件、ハードオフが3件。
このセールは7月いっぱいまで。
期間中に全店回遊したい気分がフツフツと沸いてきた。
もう断捨離しなければならないというのに煩悩は消えず。
| 固定リンク
「音盤購入記録」カテゴリの記事
- さそうあきら「マエストロ」とブレンデルのリスト(2023.11.18)
- 秋の音盤購入、フルネ指揮パリ音楽院管のドビュッシーとラヴェル(2023.11.06)
- お茶の水ディスクユニオンにて、ルチア・ポップにトスカニーニ、アルヘンタ(2023.09.18)
- ブレンデルのベートーヴェン、最初のピアノ協奏曲全集(2023.08.18)
- シェベックのシューマンそしてワルベルクのことなど(2023.08.06)
コメント