原田真二とチェモフェーエワのハイドン
本日快晴、気温は上昇連日最高気温は35度超え。
通勤時に盛大な蝉しぐれ。
声の中に今日この夏初めてツクツクホウシの声を聞いた。
ここ数年気温の上昇に伴って蝉の種類の密度に変化が起きてきた。
自分が子供の頃は、夏の到来時には小型のニイニイゼミが鳴き始めてその次がアブラゼミ。
夏の盛りにはアブラゼミが主流で大型のクマゼミやミンミンゼミは稀少だった。
それが最近はクマゼミの声ばかりで、アブラゼミ特有のジジジーィという声がほとんど聞こえない。
クマゼミは南方系の蝉だという。
これも地球温暖化の影響なんだろうか。
コロナ感染はいよいよ身近に迫り本日静岡県の新規感染者数は200人を超え今までの最大値。
まもなく「まん延防止等重点措置発令」。
今日はポップス。
原田真二のアルバムを聴く。
デビューアルバム『Feel Happy』
原田真二は自分と同世代。
同じころの他のロック歌手よりも音楽的なグレードの高さが感じられて、デビュー当時から好きな歌手だった。
ジャケットを見てプロデュースに原田真二と並んで吉田拓郎の名がみえる。
なるほど完成度が高いわけだ。
ホーンセクションに2人のフレンチホルン奏者の名を見つけたけれど名はイニシャルのみなので特定できない。
A面を終えたところで気分を変えて別のもの。
ロシアの女流ピアニスト、リューボフ・チェモフェーエワの弾くハイドン。
メロディア原盤の国内盤LPビクターのピアノソナタ全集から第39番から数曲を聴く。
この全集はハイドンのピアノソナタ56曲を収録、LP11枚組の巨大なアルバム。
8年ほど前に購入して未だに全部を聴き通していない。
拙宅にはもう一セットハイドンのピアノソナタ全集があり、こちらはBriliantから出ていたCD。
演奏はバート・ファン・オールト、ウルスラ・デュチュラー、スタンレー・ホッホランド、小島芳子、福田理子らによるピアノフォルテによる演奏CD11組。
確か3千円を切る値段だった。
こちらは全曲聴き通せている。
ピアノフォルテによる演奏は楽器の性能差もあるけれども単調な内容で散漫。
モダンピアノによるチェモフェーエワに表現力の上で一日の長がある。
大宮真琴氏の詳細で専門的な解説も読みごたえのあるもの。
youtubeは原田真二の「タイムトラベル」
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