ハイフェッツのブルッフ
今日も雨、気温も低い。
朝の通勤途中の堤防からの狩野川の様子。
昨晩の豪雨で河川敷は冠水したようだ。
コロナ感染拡大は地方に飛び火し、東京都医師会会長の談話ではスペイン風邪以来の100年に一度の大災害。
知人の感染や身近な事業所のクラスターも伝えられ、隣町の三島市では学年閉鎖が出た。
感染の脅威が身近に迫っているのを実感。
友人の医師から紹介してもらったコロナに実際に感染した若者のサイト。
入院すべき人が入院できない。これが今の医療の現実。
本来ならば毎週木曜夜は沼響の練習日。
今は緊急事態宣言中なので練習は中止。
このまま感染の広がりに収束の目途が立たず、宣言が延長となると10月31日の本番の開催は危うくなってきた。
今日はヴァイオリンの絶対王者、ヤッシャ・ハイフェッツのブルッフ。
国内盤CDでブルッフ2曲のほかヴォータンのヴァイオリン協奏曲も収録。
・ヴァイオリン協奏曲第1番
・スコットランド幻想曲 :以上ブルッフ*
・ヴァイオリン協奏曲第5番 :ヴォータン
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)
オシアン・エリス(ハープ)*
サー・マルコム・サージェント(指揮)
ロンドン新交響楽団
録音:1962年5月14,16日 1961年5月15,22日
ロンドン,ウォルサムストウ・タウン・ホール
RCAのリビング・ステレオでの発売だが録音はDECCAのスタッフによるロンドンでの録音。
録音エンジニアは名人ケネス・ウイルキンソン。
キリリと引き締まった厳しさの中に神々しいまでの気品。
まさに絶対王者の圧倒的名演だ。
サージェントのバックも非常に良く、ハイフェッツのソロを引き立てつつも完全に同化。
音楽そのものを雄弁に盛り上げていく。
このような演奏を聴くと他の演奏は受け付けなくなってしまうほど。
ソロとバックのオケを絶妙なバランスで捉えた録音も非常に良い。
Youtubeはヒラリー・ハーンのブルッフ、ヴァイオリン協奏曲第1番
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