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2021年9月19日 (日)

カラヤン、フィルハーモニアとのオペラ間奏曲集

9月も半ばを過ぎて吹く風は秋の趣。

台風が過ぎ去った日曜日夕方の狩野川河川敷。

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富士山がよく見えた。

 

コロナ感染者は減少に転じたとはいえ未だ感染者数は第4波のピーク時よりは多い。

ワクチン接種はようやく若者にも回ってきて、最後まで残った娘たちも来月初旬には2回目を終える。

 

報道関係が与党総裁選一色となりコロナへの警戒が緩んできた雰囲気。

有効な治療薬が出ていない以上、この歴史的なパンデミックは終息に向かわない。

 

今日はカラヤンのオペラ間奏曲集を聴く。

フィルハーモニア管とのカラヤン若き日の記録。


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・マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲
・レオンカヴァルロ:歌劇「道化師」間奏曲
・オッフェンバック:歌劇「ホフマン物語」~舟歌
・コダーイ:歌劇「ハーリ・ヤーノシュ」間奏曲
・プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」第3幕間奏曲
・ビゼー:歌劇「カルメン」第4幕間奏曲
・マスネ:歌劇「タイス」より-瞑想曲
・ムソルグスキー/R.=コルサコフ編:歌劇「ホヴァンシチナ」第4幕間奏曲
・グラナドス:歌劇「ゴイェスカス」間奏曲
・ヴェルディ:歌劇「椿姫」第3幕前奏曲
・マスカーニ:歌劇「友人フリッツ」第3幕間奏曲

  ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
  フィルハーモニア管弦楽団
 
   録音:1954年7月22、23、24日
      キングズウェイ・ホール、ロンドン
 

プロムナードコンサートと並ぶカラヤンのフィルハーモニア時代のベストセラーアルバム。

 

カラヤンには同種のアルバムがいくつかあるけれどもその最初のもの。
モノラル録音。

カラヤンはフィルハーモニア管とベルリンフィルを振ってほぼ同一内容のステレオ録音も残している。

 

「カヴァレリア・ルスティカーナ」のオルガンパートは名ホルン奏者のデニス・ブレインが弾いていることで有名なもの。

このことはブレインの録音にも立ち会ったN響のホルン奏者故千葉馨氏がNHKFM放送でデニス・ブレインの思い出と共に語っていた。

 

美しく清らかな若き日のカラヤンの名演。

爽やかでいて未来を感じさせる若々しさが良い。

 

一方で「ホヴァンシチナ」のティンパニの極端な強調や、「ゴエスカス」の原色ギラギラの表現などはベルリンフィルの間奏曲集の録音とは異なる魅力。

 

ここで聴く「ハーリ・ヤーノシュ」からの間奏曲はカラヤン唯一のコダーイ録音。

1959年のステレオ再録音時でも録音されたものの、なぜかこのコダーイは発売されなかった。

モノラルの録音では民族楽器のツィンバロンの音もちゃんと入っている。

フリッチャイやドラティなどのハンガリー系の指揮者の演奏に比べるとテンポはかなり遅い。
この重々しさがアルバム中の他の曲に比べてなんとなく違和感があり、カラヤンにコダーイは合っていないような気がする。

ステレオ再録音をしながらこの曲が含まれず未発売に終わったのは、このあたりに原因があるのかもしれない。

但し中間部のデニス・ブレインのホルンソロは大変な聴きものだ。

「タイスの瞑想曲」でヴァイオリンソロを弾く当時のフィルハーモニア管のコンマス、マヌーグ・パリアキンも非常に良い。

 

Youtubeはカラヤン指揮フィルハーモニア管の「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲

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