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2021年9月 9日 (木)

ポール・ヨーダーの行進曲集

今日は朝から雨。日中かなり激しく降った。

夕方には上がり晴れたる青空。

今週は仕事上の大きなイベントがあり、セミリタイアの身とはいえそれなりに刺激的な一週間。

 

フェネルに引き続き今日も吹奏楽。

60年代から70年代にかけてたびたび来日したアメリカの作曲家にして指揮者、ポール・ヨーダーの演奏。

ポール・ヨーダーはアメリカや日本で吹奏楽畑の教育者として活躍した人。

作曲した曲の数も膨大らしいし録音もかなりの量がある。

 

けれど今ではほとんど忘れられた人だと思う。

自分としてもはるか過去の人という印象だ。

日本での功績は大きく、そのころは吹奏楽の神様といわれていたらしい。

 

フェネルが同じ頃アメリカでイーストマン・ウインド・アンザンブルを組織し、吹奏楽の可能性を探りながらクラシカルな作品を盛んにレコーディングをしていた時に、ポール・ヨーダーはたびたび来日して学生を含むいろいろなバンドを指導して録音も残している。

録音は行進曲が多い。

日本の軍歌集なんて録音もある。
需要があったのだろう。

作品の中には「Pachinko」という描写音楽や、序曲「大阪万博」などもあったりして親日家だったのだろう。。

自分としては中学の時に吹奏楽コンクールで聴いた、序曲「山の偉容」という壮大な曲が記憶に残っているけれど、今はほとんど演奏されなくなってしまった。

 

過去の人といってもポール・ヨーダーの残した行進曲録音は何度も再発され、CD時代になってもしぶとく生き残っている。

 

手持ちは1970年の来日時にビクターへ録音した行進曲集2枚組LP.

タイトルは「決定版 世界の行進曲大全集」


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だいぶ以前に沢山のクラシックのLPをいただいた中に含まれていたもの。

アメリカ、ドイツ、フランス、イギリス、スペインなどの代表的な行進曲24曲を収録。

日本の曲としては軍艦行進曲と君が代行進曲が含まれている。

演奏団体名は吹奏楽団とだけ。

レコーディング用の団体で聴く限りでは小編成のようで特に木管パートは少ないようだ。

 

演奏の印象としては小さくまとまった無味無臭の演奏。

編成が小さく行進曲を演奏するにはパワー不足。

それを残響少なめのデッドな録音が助長している。

そのあたりを補うためにポール・ヨーダー自身がかなり手を加えている。

 

このアレンジが歌謡曲を聴いているようで、かなりチープ なもの。

 

70年代始めはこんな時代だった

 

Youtubeはポール・ヨーダー作曲「ハスケルのあばれ小僧」。

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