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2021年9月29日 (水)

ルイジ・ジアネルラの「悲愴協奏曲」

本日秋晴れ。

狩野川越しに見る富士山山頂の冠雪は消えていた。

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台風接近の影響で夜から雨。

夜遅くに富士山付近を震源地とする地震。

噴火の前触れかしらん。

 

今日はランパルのフルートでイタリアの作曲家ヴルイジ・ジアネッラ(1770ca.-1817)のフルート協奏曲。

手持ちは仏エラートの外盤LPで.

 

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・フルート協奏曲「悲愴」 ハ短調
                ―チマローザの葬儀のために
・フルート協奏曲第3番「軍隊」 ハ長調
・フルート協奏曲第1番      ニ短調

  ジャン・ピエール・ランパル(フルート)
  クラウディオ・シモーネ(指揮)
  イ・ソリスティ・ヴェネティ

 

ジアネッラについては、主にフランスで活動していたことのほかはあまりわかっていないようだ。

オペラやバレエの作品があり、いくつかのフルートのための作品が伝わっている。

 

当時の人気作曲家チマローザの葬儀に関係するほどの存在だったらしい。


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この一連のフルート協奏曲を聞く限り18世紀の作品としてかなり実験的な作風。

「悲愴」、「軍隊」といった当時としては一風変わったタイトルに時代を先取りする先見性も感じさせる。

 

編成はこの頃のコンチェルトとしては編成が大きくトランペットや太鼓が活躍。

悲愴協奏曲は作曲家チマローザの葬儀で演奏された曲。

タイトルそのままにトランペットとティンパニの悲劇的な強奏のアダージョから始まる。

まさにロマン派の音楽を先取りするかのような音楽だ。

 

「軍隊」の標題の第3番など第3楽章はポーランドの民族舞曲ポロネーズ。

 

ランパルの見事な演奏が曲の良さを引き立て未知の曲の紹介以上の名演。

 

Youtubeはジアネルラのフルートソロのための「夜想曲」

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