ワルター・クリーンのモーツァルト
良く晴れた土曜日の朝、湿気もさほどなくて爽やかだ。
富士山はちょうど雲に隠れて見えない。
狩野川河川敷を歩いているとマラソンの給水所が設置されていた。
本日「沼津smileマラソン」実施。
風もなく絶好のマラソン日和だっただろう。
昨日の静岡県内の感染者数は0人。
徐々に日常が戻ってきている。
オーストリアのピアニスト、ワルター・クリーンのモーツァルトを聴く。
VOXへの全集録音から初期の作品。
手持ちは米VOX原盤のワーナーが出した国内盤LP.
・ピアノソナタ第1番ハ長調K.279(189d)
・ピアノソナタ第2番ヘ長調K.280(189e)
・ピアノソナタ第3番変ロ長調K.281(189f)
・ピアノソナタ第4番変ホ長調K.282(189g)
・ピアノソナタ第5番ト長調K.283(189h)
・ピアノソナタ第6番ニ長調K.284(205b)
・ピアノソナタ第7番ハ長調K.309(284b)
ワルター・クリーン(ピアノ)
録音 1964年
1番から6番までのミュンヘンで書かれたいわゆるデユルニッツ男爵の求めに応じて作曲された6曲のソナタに作曲家カンナビヒ の令嬢のために作曲された7番を聴く。
6番まではモーツァルトが18才から19歳までの作品。
若々しくも爽やかなソナタの数々、5番までは演奏時間10分前後の可愛らしい作品だけれど第6番は演奏時間が20分を超える意欲作。
終楽章は短調で書かれている。
その2年後の作品の第7番となると音楽的な充実ぶりがさらに著しい。
6番までを作曲した時と7番を作曲したときとではモーツァルトが使用していたピアノに大きな変化があったようだ。
7番での多彩な楽想はそれ以前のピアノでは表現しきれなかったのに違いない。
6番までは細かな音符が多かったのが7番になって音符の数が減っている。
それは楽器の表現力がパワーアップしたからではなかろうか。
余計なことを書かなくても楽器の性能向上により最小限の音符で表現できるようになったからだろう。
ワルター・クリーンの演奏はきっちり端正、確信に満ちた弾きっぷりで音も美しい。
Youtubeはワルター・クリーンの弾くモーツァルト、ピアノ協奏曲第27番
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