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2021年10月 4日 (月)

安川加寿子のショパン

今日も朝から良く晴れた。

本日の最高気温は29度。
彼岸を過ぎて10月に入ったのに残暑。

裏山からツクツクホウシの鳴き声も聞こえてきた。

 

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狩野川河川敷からの富士。

そして箱根連山が見える上流への眺め。


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今日はショパン。

 

安川加寿子の演奏で聴く。

子供のころに小学館から出ていたステレオ「世界の名曲」というソノシート付の冊子が家にあった。

全15巻、ヴィヴァルディから始まってフランス印象派のドビュッシーまで。

作曲家の伝記と代表曲の紹介に加えピアノ譜面付き。

各巻にはステレオ録音のソノシートが4枚。

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ソノシートとはいえ直径20センチほど。

若林俊介氏、菅野沖彦氏の手になる録音で非常に良い音だった。

主な演奏家は渡邊暁雄指揮の分裂前の日本フィルによる演奏が中心で、ソリストたちもピアニストの安川加寿子、豊増昇、宮沢明子のほか歌手の岡村喬生など実力派を揃えていた。

 

この中ではパリ育ちの安川加寿子の本場仕込みのドビュッシーが名演で今でも時々取り出している。

これは後のビクターへの全集録音とは別のもの。

 

安川加寿子の実演は1度だけ聞いている。

聴いたのは安川加寿子が引退する1983年の直前だったと思う。

プログラムはショパンが主だったような。

舞台袖からゆっくりピアノに向かう姿とやわらかで品格に満ちた音が印象に残っている。

 

今日聞いたのもショパン。


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日本ビクターから発売されていたLP2枚組で、ショパンの生涯を紹介した作曲家の名曲案内風の体裁。

 

小学館音源やその他教育用音源の安川加寿子の多くは、バラバラになっていろいろな教材用や名曲入門用のアルバムに拡散していった。

その中で安川加寿子のショパン録音で、これだけまとまった曲数のアルバムは見たことがない。


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ここでは上品でありながらも気力の充実した力強いショパンが聴ける。

 

中でも「子守唄」が、キラキラと七色の音が空中を散乱するような素晴らしい音。

まさに円熟の境地に達した絶頂期の名演だ。

 

Youtubeは安川加寿子の弾くショパン、「舟歌」

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