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2021年11月に作成された記事

2021年11月30日 (火)

ロバート・クラフトの「火の鳥」、世界初演版

くもり夜遅くから雨。

新たな変異株が出現して感染力の高さで大きな脅威。

早くも国内感染者。

感染者が急速に減少し、明るい光が見えてきた矢先の第6波到来の予感。

本日から外国人入国禁止となりこれでは年末の「第九」のソリストたちが来日できない。

 

昨日は休みでいきつけのクリニックで月一回の定期健診。

前回の献身のときに次はエコーを撮るので朝食は控えてください、と言われたのをすっかり失念。

主治医の先生は苦笑いして「次回は検査の10時間前から食事を摂らないでください」と。

 

NAXOSから出ているCDで、ロバート・クラフト指揮の「火の鳥」全曲と「ペトルーシュカ」を聴く。

 

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・「火の鳥」全曲(1910年完全オリジナル版、世界初録音)
・「ペトルーシュカ」(1947年改訂版)
 
 ロバート・クラフト(指揮)
 フィルハーモニア管弦楽団

ストラヴィンスキーの愛弟子で、ストラヴィンスキーの自作録音にも深く係わっていたロバート・クラフトの師の作品の録音。

「火の鳥」全曲の初演版の初録音だという。

何種類もある組曲版はともかく全曲盤にも版の違いがあるのは知らなかった。

 

スコア片手に聴いたわけではないけれど、組曲で聴き慣れた曲では明らかに異なる音が聴き分けられる。

全体の印象として今まで出ていたブーレーズやゲルギエフ、小澤征爾らの全曲版録音よりも鳴っている音が多くその分音が混濁していて粗削りに聞こえる。

だがそのことが大きな魅力となっているのも事実。

 

「カッチェィの踊り」のトロンボーンの合いの手や、終曲でのトランペットの強烈なハイトーンとティンパニの乱打の波状攻撃などなかなか効果的だ。

「火の鳥」全曲を初めてブーレーズ指揮BBC響のライヴで聴いた時の新鮮な驚きと感動がよみがえった。

ストラヴィンスキーと親交の深かったクラフトの演奏は非常に良い。

 

各管楽器のソロも秀逸、色彩豊かに鳴り切ったフィルハーモニア菅のアンサンブルも超一流の出来だ。


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「ペトルーシュカ」は1947年版を使用。

こちらも指揮者の共感がオケにも伝わり感動的な名演となった。

 

Youtubeはネルソンス指揮コンセルトヘボウ管の「ペトルーシュカ」

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2021年11月28日 (日)

有機ELの大型TVがやってきた

本日快晴、朝から冷えて車のフロントガラスに薄氷。


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大型有機ELTVが家にやってきた。4K対応。

ちょうど帰省中の娘宅にも同じものがあり、設定その他の細かなことは娘が解説してくれた。YoutubeやAmazon のPrime Videoには加入していたので映画その他もすぐに見ることができる。

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AV機器は若い頃から新しもの好きで、βマックスから始まりVHS、Hi8、LD,デジタルビデオカメラ、ハードディスク系レコーダーの数々などの映像機器は比較的新しいものをその都度入手していた。

 

自然と拙宅は古いAV機器の山。

 

だが子どもたちが大きくなるにつれて興味がしだいに薄れていった。

特にこの5年ほどは古い機種をそのまま使っている。

有機ELTVを使ってみて、技術の長足の進歩に半ば驚くと同時に、これはきりがないな、と諦めの気持ちも半分。

買った有機ELは4K対応とはいえ契約しているケーブルテレビで4K番組を見ようすると別料金。

 

拙宅では未だレーザーディスクや、80年代に撮り溜めたベーターマックスで取った録画映像が現役。

 

帰省していた県内他市に住む娘と孫は今日帰ってしまった。

畑で採れた小松菜などの葉物野菜を持たせてあげた。

 

また家の中が寂しくなった。

大型TVは番組よりももっぱらYoutubeで提供されているリラクゼーション映像を流している。

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2021年11月26日 (金)

本日の練習、ようやく調子が戻ってきた

11月も終わりの金曜日、このところ天気は良いけれど風の強い日が続く。

畑の柑橘類は今年も順調。

60年を超える老木の温州みかんは5個しか生らないけれど今年はネーブルが豊作だ。


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今はサツマイモの収穫時期を考えている。

今年は紅あずまと鳴門金時の2種。
鳴門金時はどうやら心配していたつるぼけになったようで、先日試掘をしたら小さいものばかり。

今年はあまり期待しない方がよいかもしれない。

 

昨晩はオケの練習日。

セミリタイアの身になって、時間外や休日出勤はほぼないけれど仕事の進捗によっては自主的に帰りが遅くなることも。

昨晩はいろいろな相談に応じているうちに社を出るのが遅くなって練習参加は8時過ぎ。

夕食は抜き。


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会場に着くと「大学祝典序曲」の練習が始まっていた。

今回も太田巡先生の指揮。

後半はブラームスの交響曲第4番、トロンボーンが参加しているので第4楽章。

このところ家にいるときにわずかな時間を見つけて毎日楽器には触れるようにしている。

昨日も朝早くに起きて15分ほど基本練習を済ませてから出勤。


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やはり効果が出てきたようだ。すこぶる調子が良い。

楽器も機嫌よく鳴っている。

無くした自信を多少取り戻した気分。

 

第4楽章後半では全体の音がブレンドして勢いも出てきて良い雰囲気でオケが鳴り始めた。

太田先生もノッテきて練習終了時間をわずかに超過。

後味の良い練習だった。

 

YoutubeはP.ヤルヴィ指揮パリ管の「大学祝典序曲」

 

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2021年11月24日 (水)

ラプラントのマスネ、歌曲集

二十四節気の小雪も過ぎていよいよ秋も終わり。

蒼い空、朝から寒風吹く水曜日。

上空には鳶が旋回していた。


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昨日の休日は家内とTVの買い替えのために家電量販店へ。

今まで家のTVはシャープのAquos液晶29型亀山ブランド。

シャープが元気だった頃に買ったもので、もう10年以上不自由を感じずに使っていた。

 

先日娘の家に行ってみたら巨大な有機ELTVがあって、Youtubeをサクサクと見ていた。

家電量販店に時々足を運ぶ自分には見慣れたものだったけれど、今までTVに無頓着だった家内は大きな刺激を受けたようだ。

 

結局、休日に家電量販店に行っていろいろと見てみようということになった。

4Kも本格化して、店頭では液晶と有機ELとの画質の差は歴然。

同時に値段の差も歴然。

 

店ではちょうどシャープのフェアをやっていて大きな値引きと店のポイントが付いて、さらにメーカーからのキャッシュバックもあるという。

娘の家もシャープだったし結局シャープの有機ELに決めた。

古いTVは別室で使うことにしよう。

 

今日は短かった秋を想いマスネの歌曲。

 

カナダのバリトン、ブルーノ・ラプラントによるマスネ の「秋の想い」ほかの歌曲を聴く。

仏CalliopeのLP。


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01秋の想い
02マドリガル (恋歌)
03四月の詩 **
04青い目をあけて、いとしいひと
05エレジー *
06コロンビーヌに
07ああもし花に目があったなら
08ザネットのセレナード
09秋
10 10月のバラ
11スペインの夜
12もしお前が望むなら
13フローラミエ
14ヴェニスの想い出

 ブルーノ・ラプラント(Br)
 ジャニーヌ・ラシャンス(p)
 アンドレ・ミニュー(vc)*
 アルベール・ミレール(朗読) **

   録音 1975年12月

 

フランスの作曲家ジュール・マスネは生前は大変な人気作曲家で30曲あまりの歌劇がある。

ところが今でも上演されるのは「瞑想曲」で有名な「タイス」や「マノン」「ウエルテル」くらい。

他はほとんど忘れられてしまった。

マスネは歌曲の分野でも200曲余りの曲を残している。
曲のいくつかの甘いメロディは確かに魅力的だけれど、多少表面的な感じはしないでもない。

時としてポップなティストがシャンソンのようにも聞こえて、作曲者の生前当時に曲の甘さが批判の対象になったのもわかる。

 

だがこのラプラントのLPで聴かれる曲の数々は官能的で頽廃的な毒のある美しさ。

マスネの本領は「タイスの瞑想曲」のように、このような小さな曲でこそ本領を発揮したのではなかろうか。

 

甘さのなかに品格を感じさせるラプラントのビロードのような声も良い。

朗読と歌を組み合わせた8曲から成る歌曲集「四月の詩」では朗読に絡むピアノ伴奏が実に美しく、チェロ 編曲で有名な「エレジー」には伴奏にチェロが加わる。

 

とにかく素晴らしい曲と演奏の数々に時間の経つのを忘れるほど。

レコード面を裏返すときに静かにそっと扱う気持ちにさせるような、ここ数年聴いた中で最も印象に残るアルバムだ。

亜麻色のピアノの豊かな響きも美しく適度な残響のアナログ録音の良さを満喫。

 

ラプラントはCalliopeレーベルにフランスの作曲家たちの歌曲を数多くの録音を残している。

 

Youtubeはラプラントの歌うマスネ、「10月のバラ」

 

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2021年11月22日 (月)

武蔵一宮氷川神社、そしてウイリアム・シューマンの交響曲第9番のことなど

曇りのち雨、夕方に強風。

昨日は埼玉に行っていた。

行きのJRは普通列車。

今は沼津から乗り換え1回で、さいたままでほぼ直通で行ける。


日曜日でもあり藤沢あたりからかなり列車内は混んでいて、車内はコロナ禍以前とほとんど変わらないように見えた。


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埼玉に住む娘夫婦と合流し昼食の後に武蔵一宮の氷川神社へ。


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ちょうど七五三の時期でもあり、かなりの人出。


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20時過ぎに帰宅。

 

先月聴いたウイリアム・シューマンの交響曲の続きです。

NAXOSから出ているジェワルド・シュウォールツ指揮シアトル響による全集録音中の1枚。


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・交響曲第4番
・管弦楽の歌
・サーカス序曲『サイド・ショー』
・交響曲第9番『アルデアティーネの洞窟』

 ジェラード・シュウォーツ(指揮)
 シアトル交響楽団

  録音 2003年9月、2004年3月
     シアトル,ベナロヤ・ホール,
     S・マーク・テーパー・ファンデイション・オーディトリウム

 

第4番は3楽章形式、ちょうどショスタコーヴィチの交響曲第9番になぞられるような軽妙でリラックスした気分満載の交響曲。

第1楽章でテレビ番組「笑点」のテーマ音楽に似たメロディが出てくる。

 

続く2曲の管弦楽曲も平易で軽い雰囲気。
サーカス序曲はコープランドの曲にも似た、親しみやすいメロディとアメリカ色が前面に出ている楽しさ満載の曲。

変わった音色の低音楽器が大活躍。

コントラファゴットとも異なるしバリトンサックスにしては音が太い。

バスサキソフォーンかサリュソフォーンあたりか・・・

編成表を見てみたいもの。

聴いているうちに先日の「題名のない音楽会」で低音管楽器の特集をやっていて、さかなくんがコントラバスクラリネットの腕前を披露していたのを思い出した。

 

最後の交響曲第9番は以前、オーマンディ指揮のRCA盤で曲そのものを知った。

その時のお目当てはA面のパーシケッティの交響曲だったけれど、W.シューマンのシリアスで壮大な曲想が印象に残っている。

書いているうちに思い出した。

このオーマンディ盤は東京の銀座ハンターで見つけた中古LPで、帰りの電車で待ちきれずに袋から出して解説を拾い読みしていたら「シューマンに交響曲が9曲もありましたか?」と相席になった初老の紳士に話しかけられたっけ。

 

演奏は録音の鮮明さもあってこのオーマンディ盤よりもこのシュウォルツ盤がより感銘深い。

4番との曲の対比も面白く、ウイリアム・シューマンの多彩な作風を知ることができる硬軟取り混ぜた好選曲の1枚。

 

YoutubeはW.シューマンの「アメリカ祝典序曲」、バーンスタインの2度目の録音から

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2021年11月20日 (土)

今年最後のレコードコンサートはブロムシュテットの第九

本日快晴、今日は出勤となり帰宅は6時過ぎ。

昨晩は市主催のクラシックレコードコンサートのナビゲーター役。

会場は市民文化センター2階の第三練習室。


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会場に着くとホールでは母校の高校吹奏楽部が練習中。
聞くと翌日開催の母校創立120周年記念式典で演奏するのだという。
記念事業の一環として今年7月にNHK交響楽団の演奏会を開催している。

 

コロナ禍になってからはレコードコンサート入場者の定員を絞っている。
来場者はマスク着用入室時に手指消毒のルール。


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今回は年末恒例の「第九」を取り上げた。

このコロナ禍で全国の「第九」公演は激減している。

特に地方の「第九」は合唱が公募によるアマチュアが多いので密での練習ができない。

 

このような状況のためだろうか、今回は募集開始の1日目で定員に達してしまった。


もう少し定員を増やしてもよいかもしれない。


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最初にコレルリの合奏協奏曲第8番、いわゆる「クリスマスコンチェルト」をトレヴァー・ピノック指揮で。

バロック期のクリスマスにちなんだ曲とその理由や古楽器の特徴などを紹介。

 

「第九」は御年94歳で今年も来日したヘルベルト・ブロムシュテットの正統派の演奏。


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年末の第九の由来や、実演で聴いたブロムシュテットの印象のことなどをちょっと長めにお話。

 

皆さんと聴く「第九」は、普遍的な人類愛をあらためて感じ取れて格別な感動を誘うもの。

思えば今年聴いた初めての「第九」。

 

Youtubeはブロムシュテット指揮NDRエルプフィルによるシューベルト、交響曲第8番「グレート」。今年4月無観客による演奏

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2021年11月19日 (金)

本日の練習、みなさんブラームスがお好き

今日も晴れてここ数日の最高気温は20度前後で推移。

過ごしやすい日々。

娘は孫と婿殿その祖父母家族を連れて甲斐信濃路を旅行中。


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送られてきた諏訪湖周辺の紅葉画像が鮮やか。

 

昨晩は沼響の練習日。

場所は市民文化センター小ホールでトレーナーの太田巡先生の指揮でブラームスの交響曲第4番の第2,3楽章。

先週が絶不調だったので練習会場に行く前に十分にウォーミングアップして参加。

まだ本調子ではないけれど徐々に音が出てきた。


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先週のように楽器に拒否されているかのような違和感はなくなってきた。

今回のプログラムは、ブラームスの「大学祝典序曲」と交響曲の第4番にモーツァルトのピアノ協奏曲「戴冠式」。

 

休憩時間に皆で見た県内のプロアマオケのコンサートチラシを見てびっくり。

隣町の富士市の富士フィルの定期もブラームスで交響曲第4番と大学祝典序曲。
ほかには「ペール・ギュント」組曲

しかも御殿場のオケの次のプログラムもブラームスの交響曲第1番。

東の隣町のオケ、三島フィルは交響曲第2番だったという。

 

皆さんブラームスがお好き。

 

Youtubeは若杉弘指揮ドレスデン国立歌劇場管のブラームスの交響曲第4番

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2021年11月17日 (水)

ブラームスの無伴奏合唱曲集

11月も半ばを過ぎて吹く風は冬の気配。
今年の秋は短かった。

畑の柚子は今が旬。
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昨日休みで畑のほとんど耕作放棄状態の部分の雑草を刈り取っていた。
細長い雑草が腰の丈ほどに伸びて枯れて鬱蒼とした状態。
火でも着いたら大変なこと。

腰の痛みを訴えた母を病院に連れて行きついでに一緒に買い物。


合唱指揮者ホルスト・ノイマンの指揮でブラームスの合唱曲集を聴く。
旧東ドイツのメンバーによるETERNA原盤国内盤LP.
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「ブラームス/無伴奏合唱曲集」
1.7つの無伴奏混声合唱曲Op62より4曲
2.3つの無伴奏混声合唱曲Op42より2曲
3.5つの無伴奏混声合唱曲Op104
4.2本のホルンとハープ伴奏の女声合唱曲Op17
   ギュンター・オピツ(ホルン)(4)
   ワルデマール・マルクス(ホルン)(4)
   マルガレーテ・クルヴェタッシュ(ハープ)(4)
   ホルスト・ノイマン指揮
    ライプツィヒ放送合唱団
    録音 1974年6月 

ホルスト・ノイマン指揮のほか旧東ドイツの音楽家たちによる心静かに短い秋を思う名曲の数々。

堅実にして懐の深さが感じられる曲と演奏。

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2021年11月14日 (日)

沼津御用邸 菊と音楽の祭典2021

11月も半ばの日曜日。

朝から良く晴れた蒼い空。
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狩野川河川敷から見える富士山には傘雲、そしてその風下にはつるし雲。

古くからの言い伝えでは典型的な雨降りの予兆。
今日の天気予報は晴れで降水確率は10%だけれど、地元の人たちは予報よりも傘雲を信じている。
(結局、雨は降りませんでした)


昨日は風もなく穏やかな小春日和だった。

暖かだったので、午後から帰省している娘と孫を連れて近くの沼津御用邸記念公園に行っていた。

先週に引き続き開催中の「沼津御用邸 菊と音楽の祭典2021」に我が沼響のメンバーが出演する。
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場所は御用邸内の特設野外ステージ。

このイベントでは自分が仲介の労を取ったので天気が非常に気になっていた。

フルートアンサンブルが出演した先週の日曜は朝まで雨だったけれども、今回は朝から天気に恵まれた。


人出もそれなりで駐車場は県外の車も多数。

コロナ禍の前まではこの菊花展にはバスツァーが組まれていてかなりの人出があった。

徐々に人出が戻ってきている一方。新規感染者は前日よりも増え始めている。
ここらあたりが下げ止まりなんだろうか。

今回は沼響コンミスを中心とする弦楽四重奏。
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「愛と花」をテーマにクライスラーやエルガーの名曲のほか秋の童謡、「鬼滅の刃」などのアニメソングなど、そして最後は「世界に一つだけの花」に「花が咲く」などで1時間ほど。

このメンバーはいろいろな場所で同じようなコンサートを開いているので手慣れたもの。

野外というハンディがありながらも良い雰囲気が御用邸内に広がっていた。

イベント終了後家内と娘、そして孫を連れて御用邸近くの喫茶「珈舎」で一服。


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ここのシフォンケーキは評判が良い。

自分はインディアンティーとエンゼルシフォンケーキをいただく。
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静かなBGMにゆっくりとした時間が流れる店内。

席はほぼ満席だ。

良い気分に浸っていたら孫が壁に頭をぶつけて大泣きが始まり焦った。


帰宅のために御用邸内の駐車場に向かうと散歩途中のUさんに会った。

Uさんは自分より一回り上の職場の先輩。

退職後は好きな山登りなどをしていたけれど今は心臓がおもわしくなく静養中だという。

お互いの知人の近況などを情報交換して別れた。

いつまでもお元気にお過ごしください・・・・


落ち着いて文化的で静かな時間を過ごすことができた晩秋の土曜日


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2021年11月12日 (金)

本日の練習、久しぶりの参加で絶不調

本日快晴、朝から冷たい風の吹く金曜日。
11月も半ばを過ぎてスーパーマーケットのBGMはジングルベル。


コロナ感染拡大は国内では落ち着いてきたものの欧州では感染拡大中。
第6波への3回目のワクチン接種の話が具体化し始めている。


弱毒化したスペイン風邪ウイルスがインフルエンザウイルスとなった説があるように、
新型コロナウイルスもこのまま変異を続けながら生き残り、毎年ワクチン接種が必要となるのだろうか。

昨晩はオケの練習。

コロナ禍のために再開した練習スケジュールが変則的となり、しばらく日が開いていた。

自分も都合で1回練習を休んでしまって2週間以上のブランク。


練習前に自宅でウォーミングアップしてみると音が出ない。
今まで経験したこともないほどの不調。

これは困った。

ここしばらく自宅での音出しも怠けていた。
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まるで名器アレキサンダー103から責められて拒否されているかのよう。


試しに以前使っていたヤマハを取り出してみるとこちらは多少音が出た。

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とにかくひたすらロングトーンを低い音から続けていく。

やがて口回りの筋肉の緊張が解けてきて音が出るようになってきた。

時間も迫ったので暗い気持ちで練習会場の市民文化センター小ホールへ向かう。


ホールに着くと長く休んでいたホルンのF君が出席していた。
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彼はわがオケホルンセクションのエース。

一挙に気分が明るくなった。

指揮はトレーナーの太田巡先生でブラームスの交響曲第4番の第1、第4楽章。
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練習が始まり探りながら吹き込んでいくうちに音は出始めたけど我ながらひどい音。

高音部は特にキツイ。

ブラームスのホルンパートは曲の肝となる部分満載。

オケの管楽器は一つのミスで演奏全体をぶち壊すので責任重大だ。

とても周りの音を聞ける余裕はなかったけれど、迷惑をかけないように神経を使いながら(実際にはかなりやらかしていた)やっとのことで2時間余りの練習が終わった。


体のよけいな所に力が入り無理に音を出したので唇が腫れている。


若い頃はこのようなことはなかったのでやはり年だ。


日々の練習の重要さをいまさらながら痛感。

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2021年11月10日 (水)

マリナーのフォーレ、レクイエムのことなど

風が強く夜になって冷えてきた。

夜空には冬の星座オリオン。

夕飯は鍋にしようかと棚から鍋を取り出すと中になにやら動くもの????


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よく見るとヤモリくん。

危うくヤモリ鍋にしてしまうところだった。

まだ小さく痩せていたので餌が豊富な屋外に逃がしてあげた。

 

ネヴィル・マリナーの指揮でフォーレのレクイエムを聴く。

手持ちはフィリップス録音国内盤CD。


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・レクイエム 作品48     :フォーレ*
・パヴァーヌ 作品50     :フォーレ
・フォーレの名によるコラール :ケックラン
・フォーレの名によるスケルツォ(思い出の中に 作品72 第2番)
               :フロラン・シュミット
・亡き王女のためのパヴァーヌ :ラヴェル

 

 シルヴィア・マクネアー(ソプラノ)*
 トーマス・アレン(バリトン)*
 ジョン・バーチ(オルガン)*
 サー・ネヴィル・マリナー(指揮)
 アカデミー・アンド・コーラス・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ

  録音  1993年1月6~8日、94年1月6日("Pie Jesu")
      ロンドン、セント・ジョンズ・スミス・スクエア

フォーレの他は、フォーレにちなんだケックランとフロラン・シュミットの曲に加えてラヴェルも併録といったフォーレの弟子たちの作品を集めた好選曲の1枚。

ちなみにフォーレのパヴァーヌは合唱が入らないヴァージョン。

 

どの曲も美しく透明な響きの中で小細工なしの音楽運び。

この無色透明さがフォーレの無垢な世界を純粋に描き出している曲の良さをストレートに伝える名演だ。

レクイエムでは本体の1年後に収録されたシルヴィア・マクネアーの"Pie Jesu"が感動的な名唱。

 

Youtubeはミネソタ響首席指揮者時代のマリナーが指揮する「フィンランディア」合唱付き、大歌手のビルギット・ニルソンのほかブレゲン、ハーゲンゴード、タルヴェラらも加わった大変豪華なメンバーによる演奏。

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2021年11月 8日 (月)

小澤征爾、若き日のモーツァルト

晴れ、夜はゆっくり下り坂。

昨日、立冬の日曜日は沼津御用邸「花と音楽の祭典2021」に行っていた。


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松籟と小鳥の囀りを聞きながらのフルート三重奏は沼響のメンバーの「ミラクル⭐フルーツ」。


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80名あまりのお客さんたちが途中で立つ人もなく一時間ほどのコンサートを楽しむことができた。

終演後牛臥海岸に出てみると、海は穏やかに凪いでウィンドサーフィンに興じる人々。


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水戸室内管とのト短調に続いて小澤征爾の若き日のモーツァルトを聴く。

ニューフィルハーモニア管を振った演奏で交響曲第28番と35番「ハフナー」の2曲。

手持ちはRCA原盤の日本ビクター盤。

RCAグランプリクラシカルシリーズの廉価盤LP.


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・交響曲第35番ニ長調 K.385『ハフナー』
・交響曲第28番ハ長調 K.200

 小澤征爾(指揮)
 ニューフィルハーモニア管弦楽団
 
 録音:1969年6月11,13日
    ロンドン、ウォルサムストウ・タウン・ホール

 

小澤征爾の最初期の録音のひとつでトロント交響楽団音楽監督時代最後の年の記録。

翌年にはサンフランシスコ交響楽団の音楽監督に就任している。

 

涼風が吹くような爽やかなモーツァルト。

 

水戸室内管の洗練された風情とは異なるロマンティックなモーツァルト。

今の感覚では多少重いかもしれない。

 

第28番は小澤征爾が初めてベルリンフィルに登場したときに指揮した曲で、ここでも素晴らしい名演を聞かせている。

 

Youtubeはバボラークのホルン、小澤征爾と水戸室内管でモーツァルトのホルン協奏曲第2番

 

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2021年11月 6日 (土)

アバドとアンセルメのブラームス、合唱曲集

晴れのち曇り、一時雨。

今年もあと2か月、11月最初の土曜日。

昼過ぎから冷えてきて雨が降り始めた。

昨晩からくしゃみが連発、鼻水が出てきた。

目はかゆくないので寒暖差アレルギーかもしれない。

 

今日はブラームスの声楽曲。

英ECLIPSEのLPでブラームスの代表的な合唱曲を集めたもの。
DECCA原盤。


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1.運命の歌
2.悲歌
3.二つの歌曲 Op.91
4.アルトラプソディー

 クラウディオ・アバド(指揮)①
 ニューフィルハーモニア管弦楽団、アンブロジアンシンガース
 

 エルネスト・アンセルメ②④
 スイスロマンド管弦楽団、放送合唱団、ローザンヌ・プロ・アルテ合唱団
 

 ヘレン・ワッツ(メゾ・ソプラノ)③④
 セシル・アーノロヴィッツ(ヴィオラ)③
 ジェフリー・パーソンス(ピアノ)③

録音 ①      1968. 6.     Kingsway Hall, London
     ②④ 1965.10     Victria Hall, Genève
   ③  1963      London

 

アバドの演奏は同じブラームスのカンタータ「リナルド」とアンセルメは「ドイツレクイエム」とのカップリングで出ていたものの再編集盤。

 

アバドの「運命の歌」はスタジオ録音だけで3回録音している。

よほどこだわりのある曲なのだろう。
この録音は最初のもの。

アバドがニューフィルハーモニア管を振った録音は珍しいと思う。

きっちり形を整えた正統派のブラームス。

そもそも4曲ともさほど聴きこんでいる曲ではないので優劣はつけがたいけれども、1曲目から2曲目に変わったとたんにオケの音色がガラリと変わった。

 

アンセルメはスイスロマンド管の明るい音色が特徴的に出た異色のブラームス。

情熱的な演奏ではあるけれど、ニューフィルハーモニア管と比べるとオケだけでなく合唱も雑然としたアンサンブルが気になった。

 

リリングのバッハ、カンタータ選集やショルティの初期のマーラー録音などを始め非常に数多くの録音をDECCAに残したヘレン・ワッツの歌唱は非常に良いけれども、ここでのアンセルメの伴奏とはしっくりいっていない。

 

Youtubeはアバド指揮でブラームスの2本のホルンとハープの伴奏による女声合唱のための4つの歌

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2021年11月 5日 (金)

フランツ・バウアー=トイスルのワルトトイフェル

空は細かな秋の雲。

朝と日中とでは寒暖差の大きな一日。

夜に駿河湾上に突然の雨雲発生。

一時強い雨。

 

今日は昼食を外で食べようとオフィスから数百メートル離れた台湾料理店まで歩くと臨時休業。

ここはめったなことでは休業しない店だけれど19日まで臨時休業との張り紙が・・・

がっくりとして引き返しながら馴染みの蕎麦屋に行くとこちらも臨時休業。

ぼんやり立ち止まりながら、もう少し歩いて駅周辺の店にしようかなと思ったけれど、貴重な昼休み時間がもったいないので結局目の前の大手

牛丼チェーン店へ。

 

今日はオーストリアの指揮者フランツ・バウアー=トイスルのワルトトイフェル。

フィリップスから出ていた国内盤LPでデジタル初期の録音。

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・スペイン 作品236
・トレ・ジョリ(美のきわみ)作品159
・女学生 作品191
・シレーヌ 作品154
・スケーターズ・ワルツ 作品183
・ドローレス 作品170
・黄金の雨 作品160

 フランツ・バウアー=トイスル(指揮)
 ウィーンフォルクスオパー管弦楽団

                   録音 1981年

 

フランスの作曲家ワルトトイフェルのワルツは今年の初めにボスコフスキーの録音を聴いている。

「スケーターズ・ワルツ」「女学生」「スペイン」の著名な3曲以外は収録曲にダブリはない。

 

細かくボスコフスキー盤と聴き比べたわけではないけれど、両者は使用楽譜がかなり異なるようだ。

ボスコフスキーの演奏が、シュトラウスファミリーに代表されるウィンナワルツを意識した2拍目にアクセントを効かせた演奏スタイルと使用楽譜であるのに対して、バウアー=トイスル盤はかなりきっちとした三拍子のスタイル。

 

ウィンナワルツの本場のウィーンフォルクスオパーを振りながら、ウィンナワルツの伝統から離れフランス流で演奏しているのが面白い。

それでいて宮廷で踊られているワルツを思い浮かばせるような華があるのが良い。

 

Youtubeはワルトトイフェルの「スペイン」、ほとんどシャブリエのパクリです。

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2021年11月 4日 (木)

フランク・グレイザーのサティ、ピアノ曲と歌曲のことなど

晴れのち曇り、夕方から寒気が入り雷雨。

仕事を終えて駐車場へ急ぐ途中に空全体を引き裂くような巨大な稲妻。

やがて大粒の雨が降ってきた。

 

昨日の文化の日は穏やかな晴天だった。

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ポコも花を見つけてご機嫌の様子。

 

午前中は畑に行きブロッコリーの防虫シートを外したりしていた。

植えてからかなり放置していたためか、シートの天井に葉が届いてしまって窮屈そうな様子。


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傍らの柚子が黄色くなっている。

 

アメリカのピアニスト、フランク・グレイザーの弾くサティなどを聞いていた。


米VOX原盤国内盤LP。

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完成された唯一のヴァイオリン曲「右と左に見えるもの」のほか主な室内楽作品。


歌曲も有名なシャンソン「あなたが欲しい」を含め残された歌曲の主なものを収録。


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グレイザーはサティのピアノ曲集のほぼすべての録音を残していて、このアルバムは補遺のようなもの。

グレイザーのサティについては以前にもコメントしているけれども、数多いサティの曲集の中でも自分としては一番のお気に入り。

 

逆にグレイザーの演奏でサティ以外の録音を知らないしあえて聞きたいとも思わない。

 

この演奏もなんら色付けもなく淡々と演奏しているのが良い。

共演者は知らない人たちだが、グレイザーと同化して存在感を主張していないのが良い雰囲気だ。

 

穏やかな休日にはサティがよく似合う。

ライナーノートの三浦淳史氏の解説に寄れば「右と左に見えるもの」の本邦初演は1934年9月、「新音楽連盟」主催の「国際現代音楽祭」においてで、ヴァイオリンの伊福部昭にピアノが早坂文雄による演奏だったという。

二人ともこの時20歳。

凄いな。

ちなみに三浦淳史氏も「新音楽連盟」のメンバーだ。

 

この本邦初演にも立ち会ったに違いない。

 

Youtubeは「ジュ・トゥ・ヴー(あなたが欲しい)」

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2021年11月 1日 (月)

高田博厚彫刻プロムナード開設30周年記念の海瀬京子ピアノコンサート

今日から11月、庭にキンモクセイの香り漂う。

数日前にはストーヴを炊いたほどなのに今日は車にクーラーを入れるほどの暖かさ。

日曜日はいろいろなことがあった日。


本来ならば「沼響秋のハロウィンコンサート」の本番の日だった。

結局演奏会は中止となり、日中は自分が関係した沼津市立図書館読書週間記念行事の「競技かるたの魅力 ~ちはやふるの世界をご紹介~」へ。

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内容は競技かるた史上最強の名人、西郷直樹永世名人を招いての講演会と実演というもの。

講演のあとに名人の模範試合と会場の希望者との対戦。

ここでは名人のわかりやすい解説を交えながらの対戦を、名人の義父で親しい知人のIさんと観戦。


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穏やかな中にも緊張感の漂う素晴らしい時間。

イベント終了後は家内と一緒に三島プラザホテル主催の「高田博厚彫刻プロムナード開設30周年記念の海瀬京子ピアノコンサートへ向かう。


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このイベントは三島プラザ内にある彫刻家高田博厚の作品コーナーの開設30周年を記念したもの。


出演はピアニストの海瀬京子さん。

高田博厚は17才年上の高村光太郎と友人関係であり岸田劉生とも関係があった世界的な彫刻家。

白樺派の武者小路実篤や志賀直哉など巨星たちと親交があり、交友関係は佐藤春夫、梅原龍三郎、谷川徹三など同時代の文化人たちの多岐に及ぶ・・・

フランス滞在時にはロマン・ロラン、アラン、コクトー、ジョルジュ・ルオー、マルセル・マルチネらとも交友があり、さらにロマン・ロラン邸ではガンジーにも会っている。

音楽にも造詣が深くロマン・ロラン著「ベートーヴェン」の翻訳者としても知られる。
自分はその著「私の音楽ノート」で親しんでいた。

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高田博厚は1931年から1957年までフランス在住、その間にフルトヴェングラーその他の20世紀前半の巨匠の実演にも接している。


全て歴史上の人物。

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会場に到着してすぐに海瀬京子さんのお父様にご挨拶。

お父様とは昼間の図書館のイベントでも顔を合わせている。


私が高田博厚の音楽上の足跡を知っていることを主催者の方の耳に入っていて、ホテルの支配人さんを紹介された。

正直面食らったけれど、一般にはあまり知られていない高田博厚の業績を、音楽を通じて知らしめたいという支配人さんの情熱的な話を直接伺った。

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以前から著名な高田博厚の作品がこれだけたくさん三島のホテルにあるのが不思議だったけれどこれで納得。
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会場では最初に海瀬京子さんのピアノで「エリーゼのために」。

続いて高田博厚の足跡を紹介するビデオ上映があり、その後小樽商科大学名誉教授の高橋淳氏の短い講演があった。

そして海瀬京子さんのピアノ演奏。

プログラムは高田博厚と関係が深かったオールベートーヴェンプログラム。

・エリーゼのために
・ピアノソナタ第14番 「月光」
・ピアノソナタ第23番 「熱情」

というもの。


海瀬京子さんのピアノを聴くのは実に丸2年ぶり


「エリーゼのために」と「月光」の第1楽章が、今の彼女の日常を感じさせるような温かで穏やかな演奏だったのが印象に残る。

この2年間で大きな心境の変化があったようだ。

「熱情」も安定して聴き応えのある名演奏。

テクニックの冴えは以前のままでよりベートーヴェンの深い世界に分け入っていく。
2年前よりもより一層大きくなったベートーヴェン。


次は是非今の全曲を聴きたい。


ちょうどこの日の未明に三島プラザホテル近くで大きな火事があり、お世話になったこともある山形楽器店が焼けてしまうというショックなことがあった。

知人によると楽譜類や店の楽器だけでなく、学校や個人から預かっていた楽器類も大きなダメージを受けたようだということ。

心からお見舞い申し上げます。

コンサートの帰りにお店の前を通ろうと思ったけれど交通規制がかかっていた。

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