フランク・グレイザーのサティ、ピアノ曲と歌曲のことなど
晴れのち曇り、夕方から寒気が入り雷雨。
仕事を終えて駐車場へ急ぐ途中に空全体を引き裂くような巨大な稲妻。
やがて大粒の雨が降ってきた。
昨日の文化の日は穏やかな晴天だった。
ポコも花を見つけてご機嫌の様子。
午前中は畑に行きブロッコリーの防虫シートを外したりしていた。
植えてからかなり放置していたためか、シートの天井に葉が届いてしまって窮屈そうな様子。
傍らの柚子が黄色くなっている。
アメリカのピアニスト、フランク・グレイザーの弾くサティなどを聞いていた。
米VOX原盤国内盤LP。
完成された唯一のヴァイオリン曲「右と左に見えるもの」のほか主な室内楽作品。
歌曲も有名なシャンソン「あなたが欲しい」を含め残された歌曲の主なものを収録。
グレイザーはサティのピアノ曲集のほぼすべての録音を残していて、このアルバムは補遺のようなもの。
グレイザーのサティについては以前にもコメントしているけれども、数多いサティの曲集の中でも自分としては一番のお気に入り。
逆にグレイザーの演奏でサティ以外の録音を知らないしあえて聞きたいとも思わない。
この演奏もなんら色付けもなく淡々と演奏しているのが良い。
共演者は知らない人たちだが、グレイザーと同化して存在感を主張していないのが良い雰囲気だ。
穏やかな休日にはサティがよく似合う。
ライナーノートの三浦淳史氏の解説に寄れば「右と左に見えるもの」の本邦初演は1934年9月、「新音楽連盟」主催の「国際現代音楽祭」においてで、ヴァイオリンの伊福部昭にピアノが早坂文雄による演奏だったという。
二人ともこの時20歳。
凄いな。
ちなみに三浦淳史氏も「新音楽連盟」のメンバーだ。
この本邦初演にも立ち会ったに違いない。
Youtubeは「ジュ・トゥ・ヴー(あなたが欲しい)」
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