今年の音盤買い納め、クロイツァー夫妻のLP
日本海側は記録的な大雪。
こちら静岡は連日良い天気だけれど放射冷却で朝が寒い。
空気も乾燥。
昨日から鼻水とくしゃみが出ている。
熱はないので単なる鼻風邪か・・・
本日から年末年始休み。
今日は年賀状を作ったり畑のダイコンを採ったり。
孫と娘夫婦が帰省してきた。
最近欲しいものがなくなった。
今年の大きな買い物は有機ELTVくらい。
けれども音盤だけは別、
最近は好きな演奏家の意外なライヴ録音や、過去のライヴ音源が良好な音質で新譜で出たりするのでそちらの物欲は収まらない。
ハードオフやブックオフなどのリサイクルショップには、存在すら知らなかった珍なLPや、高くて購入を逡巡したまま買いそびれたセット物CDが、これ間違って値を付けたのではないかと思うような超安値で出たりするので、ショップ通いはやめられない。
先日最寄りのハードオフに寄ったところ思わぬ掘り出し物が・・・・
ジャンクコーナーを漁っていたら、黒ジャケットの見たことのないLPが。
「こりゃなんだ?」
よく見ると1930年代から日本に長期滞在したロシア生まれのピアニスト、レオニード・クロイツァーの私家盤LP。
曲はラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。
1952年、クルト・ヴェス指揮のNHK交響楽団のライヴ。
限定100部の初版LPからの板起こし。
WINGからCDでも出ていた。
クロイツァーはベルリン時代にフルトヴェングラーの前任のベルリンフィルの常任指揮者だったアルトゥール・ニキシュに指揮も学び、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番では作曲者の伴奏指揮の経験もある。
ジャケットの状態もよくてこれが税抜き100円。
「ヘえー・・」
完全にドーパミン出まくりで、他はないかとLPをペタペタ繰っていると次に出てきたのは
クロイツァーの弟子にして夫人のクロイツァー豊子が弾くショパンとドビュッシーの1980年ライヴ。
他にワイセンベルクがたくさんあったけれどもこちらはほとんど架蔵済だったのでパス。
この2枚で十分満足。
これで今年の買い収めとしよう。
Youtubeはクロイツアーの弾く「ラ・カンパネラ」
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