今日はクリスマスイヴ、ドビュッシーとフィンジの音楽
今日はクリスマスイヴ。
日中は良い天気だったけれども夜から雨。
静かな静かなクリスマスイヴ。
朝、部屋の中を覗うポコ。
さて今日は何を聴こうか。
オネゲルのクリスマスカンタータも良いけれど、ドビュッシーの「もう家のない子のクリスマス」。
ドビュッシー最晩年の傑作で、第一次世界大戦で家を失ったこどもたちが戦争の悲惨さを訴える悲痛な歌。
演奏はポール・クローデル指揮の古いモノラル盤が秀逸。
日本コロンビアの70年代の廉価盤LPで出ていた「女声合唱による珠玉のフランス合唱声楽曲集」。
フォーレ、プーランク、ルーセルらの小品を集めたまさに珠玉の名演集。
エラート原盤による日本コロンビアモノラルLP
そしてもう一枚は20世紀イギリスの作曲家ジェラルド・フィンジの「ディエス・ナタリス」"Dies natalis" はラテン語で「生誕の日」。
弦楽オーケストラとテノールのためのカンタータ。
フィンジの息子のクリストファー・フィンジの指揮イギリス室内管による英EMIのLP。
テノールはウィルフォード・ブラウン。
クリストファー・フィンジはチェリストノジャクリーヌ・デュプレの姉の夫だという。
2曲とも内なる思索に誘う静かなクリスマス音楽。
Youtubeはドビュッシーの「もう家のない子たちのクリスマス」
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