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2021年12月26日 (日)

ウェルドンのチャイコフスキー、くるみ割り人形のことなど

寒波到来、朝から晴れて底冷えするような寒さの日曜日。
各地で大雪。

昨日は家内と「アルゴンキン店」というカフェでランチ。
比較的家の近くの店。
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さほど新しい店ではないけれど目立たぬひっそりとした構えで今まで気がつかなかった。

アルゴンキンとは聞きなれぬ言葉だけれど、カナダにある地名でアメリカ・インディアンに関係した言葉らしい。


家内が行きつけの自然食品の店でこのカフェの話を聞いて、家から近いし行ってみようということになった。

店は建物の2階にあって土足厳禁の店。
靴は脱いで下駄箱へ。

御用のある方は太鼓を叩いてくださいとある。

はて?

なんとなく不思議な雰囲気の店、店内ではオーナーらしき女性が一人。

ハンドクラフトのさまざまな雑貨も販売している。
沼津市内の老舗菓子店「ほさか」の古い菓子箱の上にはインディアンの太鼓。
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なるほど太鼓とか羽飾りが装飾として置いてあるけれど、雑貨関係はインディアンに特化しているわけでもなさそうだ。

メニューを見るとコーヒーやお茶関係のドリンクが主で食べ物はガレットが3種類ほど。
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特にインディアン料理?らしきものはメニューには見当たらない。

ガレットはフランスの料理だし、ドリンクもチャイなどがあったりして完全に無国籍状態。
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とりあえずガレットをオーダー。
ドリンクはマサラチャイ。
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待っている間にネットでお店のことを詳しく調べてみると、黒糖のチーズケーキが評判らしいので、1つだけたのんでみた。

ガレットはそば粉の生地の包み焼で卵とベーコンが入ったもの。
チャイとチーズケーキはそれなりだったけれどガレットはCPを考えるとどうかな?
完全に趣味のお店の雰囲気。
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お店の名前からインディアン料理が初体験できると思っていたのでちょっと予想外。

家内はお店にあった中古食器を何枚か買っていた。


イギリスの指揮者ジョージ・ウェルドンでチャイコフスキーのバレエ音楽を聴く。
EMI原盤で東芝のセラフィムの廉価盤シリーズで出ていたLP。
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・バレエ音楽「白鳥の湖」より
Acto III, N.° 20: Danza Hungara (Czardas)
A2 Acto IV, N.° 28: Escena
A3 Acto II, N.° 10: Escena
A4 Acto II, N.° 13: Danza De Los Cisnes, Nums. 4 y 5.
(Solo De Violin: Raymond Cohen)
A5 Acto I N.° 2: Vals
・組曲「くるみ割り人形」

 ジョージ・ウェルドン(指揮)
 ロイヤルフィルハーモニー管弦楽団
 レイモンド・コーエン(ヴァイオリンソロ)
 録音 1960年

「白鳥の湖」は全曲から5曲をセレクト。
チャルダーシュから始まり第1幕の情景で終わる独特のもの。

ウェルドンでは「眠りの森の美女」の全曲録音もありそのハイライトも同シリーズから出ていた。(こちらのオケはフィルハーモニア管)。

ウェルドンといえばグリーグの管弦楽作品の素敵な演奏が思い浮かぶ。
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他にイギリス紳士を彷彿させる品格のあるヘンデルなど。
好きな指揮者の一人で見つけ次第必ず購入している。


この2つのチャイコフスキーもリズムの冴えを兼ね備えた落ち着きのある品の良さが感じられて非常に良い。

ビーチャム時代の名手を揃えたロイヤルフィルも良い。

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