アレッサンドロ・スカルラッティのモテット集
コロナウイルスの第6波到来の影を感じつつ令和3年も終わろうとしている。
今年はオリンピックがあった年。
金メダルラッシュだったのに、具体的な日本選手の活躍をすぐには思い出せないほど印象が薄いイベントだった。
今日は土曜日、ウイズコロナを受け入れつつの庶民の日常。
今日のランチは静岡限定の人気店「さわやか」で家内とげんこつハンバーグ。
開店時間前に行って30分待ちで入ることができた。
ほぼ満車の駐車場の大部分は県外ナンバーの車。
帰りに園芸ショップに寄って花壇に植える芝桜を買ったりしていた。
帰宅後はタマリュウと芝桜を植えたり畑の蜜柑の幼木の植え替えなど。
音楽はミッシェル・コルボの指揮でアレッサンドロ・スカルラッティのモテット集を聴く。
エラート原盤の国内盤LP。
・モテット『わが叫びをききわけたまえ』
・モテット『おんみの民を救いたまえ』
・モテット『われおんみをあがめん』
・モテット『主よ、われを生かしたまえ』
・モテット『主よ、われおんみにむかいてわが魂をあげ』
・モテット『神にむかいて高らかに歌え』
・ミサ曲~教皇庁礼拝堂のための
ミシェル・コルボ(指揮)
ローザンヌ声楽アンサンブル
録音 1965年
スカルラッティといえば多くの鍵盤作品を残した息子のドメニコが有名で、軽い鍵盤曲を大量生産した息子のドミニカとオーバーラップして親のアレッサンドロを軽く見ていた。
けれどもアレッサンドロは100曲を超えるオペラと非常に多数の宗教曲を送り出していて、その時代の寵児とも言える大家だった。
ここではアカペラで歌われる宗教曲の数々。
最初の5曲のモテットでは深い悲しみと敬虔 な祈りが歌われる。
いずれも聴き手を宗教的な感動と落ち着きに導く名作ばかり。
コルボの指揮も深い余韻を感じさせる名演だ。
YoutubeはA.スカルラッティの名作、「すみれ」
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