今年最初のレコードコンサートはショパン
令和4年に入りコロナ感染拡大の終息は見えぬまま1月も過ぎてゆく。
本日快晴。
昨晩は市民文化センター主催事業「クラシックレコードコンサート」での解説。
申込受付を始めたころは患者数が一時期減っていた時期だった。
こんな状態になってしまったので、事前申込制の少人数限定、途中で窓全開の換気をおこないつつの実施。
今回は昨年二人の日本人入賞者が出て話題となった、ショパン国際ピアノコンクールを取り上げた。
第二次世界大戦後再開されたばかりの1949年、第4回の優勝者チェルニー=ステファンスカの録音から始まりアシュケナージ、ポリーニ、ツィメルマン、ブーニン、プレハッチ、スルタノフ、アルゲリッチなどの上位入賞者から、異端とされ本選に進むことができなかったポゴレリッチなど。
さまざまなエピソードを交えながら順次演奏を紹介。
最初にステファンスカのいわゆる伝統的なショパン演奏から。
アシュケナージ、ポリーニ、ツィメルマンと進めていくにつれて様々な個性と素晴らしい才能の連続。
質問も出て寒い中皆さん熱心に聞いてくださいました。
ショパン三昧の一夜。
Youtubeは1975年の第9回ショパン国際ピアノコンクール優勝者、ツィメルマンの弾くショパン「バラード第1番」
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